Hello my friends. Hello stranger.

Tuesday 30 September 2008

test

メトロで見つけたイベントの広告。この面子で思いっきり平日なんて。
行きたいな。DANCEは無理でもROCKの方だけでも行こうかな。


今日は市民講座の初日。雨の中傘もなく学校に向かうも、セキュリティのため、開講10分前からしか入れないと張り紙がしてあったので、近くのカフェに入る。働き始めてから新聞を買わなくなった。毎朝20ページはある情報満載のフリーペーパーが数種類、メトロの入り口で配られるから。ニュースはもちろん、さまざま読みものもあって、しかも夕方には夕刊verも配布される。Parisでキオスクがどんどん減っているって、日本でフランス語のクラスを受けてる時に教科書に載ってたけど、こんなのが何誌も街中で配られたら確かに新聞を買う必要はあまりないかもしれない。 コーヒーを飲みながらそれを読んでたら。


日曜の夜にマイさんと偶然見かけた、トレイラーで運ばれてた戦闘機が。なるほど、あの後シャンゼリゼで一般公開されたんだ

10分前、小学校に戻ったら大行列。学校の向かいにかわいいネオンの映画館。
なんと今日はクラス分けのテストらしい。登録に来た時に隣になった女の子がいて、お互い顔を覚えていたのであいさつを。偶然同じ教室が割り当てられていたので、隣の席でテストを受けた。フィンランドから来たそう。教室に日本人はわたしだけで、担当のマダムが、「どのレベルの人も同じテストですから、解けない問題があっても気にしないで!」と言っていた。2時間のテスト中に、ひとりずつ廊下に呼ばれて、オーラルのテストを兼ねてマダムと面接。 開始1時間後、一番前の席のムッシュが、なんと辞書を使って問題を解いていたことが分かってみんな気が抜けて笑う。「辞書なしじゃとてもわからないよ」とムッシュ。それじゃテストの意味ないじゃん…。  Niveau(レベル)1〜5までで、わたしが申し込んだのはNiveau3。でも面接でそれよりも上のクラスに入れられそうな雰囲気だったので、なぜ?と聞いたら、「普通日本人は恥ずかしがってあまり話そうとしないのに、あなたは自分のことをどんどん話すから」と言われた。おとなしく静かな声で控えめに話したのに。話すのが一番苦手なので、3のクラスに入りたいんです、と念を押しておいたクラス分けは来週発表。

夜、同居人が出張なので、新しいcolocataireのYanbingとそれぞれに作った夜ごはんを食べて、その後はおやつを食べながらひたすらおしゃべり。フランスに来て不便に思ったこと、納得いかないこと、中国と日本のこと、etc。わたしはここで過ごすのは今日が最後だから、たった一晩でも一緒に楽しく過ごせて良かった。
いよいよ明日引っ越し。

Monday 29 September 2008

KIKI

昨日書き忘れたけど、マイさんと夜歩いていたら、サイレンの音が鳴り響いて、白バイに先導されて大きなトラックが何台も信号無視で通り過ぎた。大きな三角形が乗せられたトレーラーを見て、「あれ飛行機の翼かな?」って言った次の瞬間、翼なしの戦闘機が!目の前を!迷彩柄で、映画に出てくるような本物の戦闘機が至近距離を通り過ぎて行きました。こんな時間にわざわざ道をふさいでまで輸送って、そんなに緊急に必要になったんだろうか。

会社のある地区。静かでひっそりとしている。今住んでいる地区とはまったく違った雰囲気。


郵便局にお使いに行った時にパチリ

夕方家に戻って、引越先のアパートへ荷物を小分けにして運ぶ。Parisのアパートって鍵の開け閉めが難しくて、それがかなり苦手。引越先も、大家さんの前で何度も練習させられたけど、まったくうまく出来なかった。今日、一人きりで行ってみて、どうにもこうにも鍵が開けられなくて、もうダメだーと半ベソかきそうになったところでようやくカチリと開いた。あの安堵感といったら。もっと練習を積まなきゃいけないのか。

夜、マイさんのお家にチハルちゃんとおじゃまして、たくさんのクッションやお鍋やファブリックをいただく。マイさんが夕食を用意してくれたので、前菜からチーズタイムまでたっっぷりとごちそうになりました。わたし、マイさんのお家で主要な栄養を摂っている気がする…。


3人で魔女の宅急便を見ながらもぐもぐと。久しぶりに見ると、あれ、こんな場面 あったっけ?っていうようなところがちらほら。なんか、キキにうっすら自分の姿を重ねてみたり。いやいや、キキはわたしの半分以下(!!)の歳で、もっと ずっと孤独なところからスタートしているし、わたしも少しは彼女のようなたくましさを身につけたい。  深夜新居にチハルちゃんと2人。部屋の割り振りを決めて10区に帰る。このアパートでの生活も残すところ明日1日のみ。窓から見えるエッフェル塔も明日が見納め!

Sunday 28 September 2008

La Boîte à biscuits et gâteaux

午後、アパルトマンの契約に。
わたしとチハルちゃんと大家さん、そして保証人になってもらった同居人の4人でたくさんの書類の読み合わせとサイン、現状の家具や備品の確認などでたっぷりと2時間かかって無事に終了。本当にほんとうにやさしい大家さんで、彼なりに一生懸命選んだんだろうなぁというシーツやタオルまで揃えてあった。玄関には小柄なわたしとチハルちゃんの背丈に合わせた位置に、上着を掛けるためのフックを取り付けてくれていた。何か困ったことがあればすぐに電話するんだよ、と言いながらお部屋の鍵をくれた。ついに自分のお家と呼べるような住まいが手に入って、心からうれしい。


思いのほか契約に時間がかかって、クミーと待ち合わせていたビスケット祭りに遅れて到着。このサイトで、ビスケットの塗り絵や間違い探しもできるのでぜひ!お祭りは終わっていたので、会場であるBercy Villageを散策。ここは日曜もお店が開いていて、今日もすごい人出。クミーの案内ですばらしいお菓子屋さんへ。

ヌガー売り場
グラム売りのビスケットコーナー
グラム売りのキャンディコーナー

店内、あふれんばかりのお菓子!まるでお菓子の洪水。グラム売りのビスケットをいろいろと詰めて、今日は9ユーロ分お買い上げ。わたしは毎日朝食代わりに、おやつに、とビスケットを食べているので、これで今日からはしばらくスペシャルビスケットが食べられる。うれしい。


そして、クミーが焼いたパンをおすそわけしてもらった。果たしてわたし、お家でパンを焼く、とか一生のうちであるんだろうか。明日のお弁当サンドイッチにこのパンを持って行こう。

そして、キッチン雑貨のお店Alice Deliceへ。

これなんとパスタ!茹でたら一体どんな色に?

これもパスタ!

クミーに会うと、わたしはいつもいつも話したいことが多すぎて、早口で休む間もなくまくしたてるように喋り続けてしまう。

夜はマイさんとミズホちゃんと韓国料理へ。Parisへ来て初めて食べた。辛いものも、熱いものもフランス人はあまり好まないらしいので、この両方が味わえるのはこういうところ。おいしい。
2人とも在仏歴が随分と長いので、いろいろとおもしろい話、参考になる話が聞けてとても楽しい。こうやって一緒に遊べなかったら、わたしはもっともっと小さな情報の中で知らないことだらけで過ごしていたはず。たくさんの人がいろんなところで助けてくれて、それでわたしのここでの生活って成り立ってる。


帰り道、新居用にいろいろなものをもらいにマイさんのお家に寄る。たくさんのクッションやお鍋やファブリック、一人じゃとても運べないほどだったので、チハルちゃんと明日改めてもらいに来ることにして、お茶を飲んでの帰り道。アパルトマンの入り口でさっちゃんに遭遇!一瞬だけど会えてよかった!Paris滞在中にまた会えるよう、明日から始まる1週間、お仕事は早めに切り上げられるようにしよう。

Saturday 27 September 2008

AA

このカルティエに住むのも残りわずか。サン・マルタン運河沿いのお散歩もなかなかできなくなる。
この運河近くに住むのも小さな夢の一つだったから、約3週間ここに住めてよかった。


うにのおつかいで、アメリカンアパレルへ。Paris市内に6つある内の一つが歩いて行ける距離にあるので、お散歩がてら行ってみる。  と、衝撃!! もちろん品揃えは日本やアメリカと同じだし、BGMもマイケルが流れてて、店内の内装も見慣れた感じだけど、スタッフの着こなしがまるで別物!同じ商品を着てもここまで違う仕上がりに!とたくさんのスタッフのスタイリングに目を見張った。全身アメリカンアパレルでここまでエレガントになれるとは。色使いやベルトの太さとか、ちょっとしたことの積み重ねでとってもシックで女性らしい、知的な印象のコーディネートに仕上げているその手腕に脱帽。わざわざParisまで来て、ここに買い物に来たい人はそうそういないとは思うけど、もし時間に余裕があったら彼女達のスタイリングを見学に来たらきっと楽しい発見があると思う。他の店舗にも今度行ってみよう。 でもうにのご所望の品は置いてなくて、勤めは果たせず。


急遽、引っ越し先のアパルトマンの契約が明日になったので、保証金と最初の家賃の送金が間に合わず、まだ小切手帳が手元にないわたしは、大金を現金で用意しなければならないことに。なので、街のATMで引き出しまくる。こわい。ある程度引き出しては自宅に置きに帰る、の繰り返し。ATMは道端にあるので、お金を引き出している最中に襲われたら終わり…。額が額なだけに、最高の警戒レベルで行動して、夕方、無事に完了。一安心。

わたしはじきにここを出て行くけど、夜、新しいcolocataireが到着。中国人のZhang。
深夜、近くのカフェで彼女とアイスクリームとクレーム・キャラメルを食べながら、
はずかしがりで、おとなしくて、でも聡明な彼女を見ていて、
わたしみたいに急に出て行けなんて言われずに、穏やかにここで暮らせるといいなと
心の中でこっそりと思いました。

Friday 26 September 2008

TGIF

仕事で日系の航空会社へ直行。一歩建物内に入れば、そこは完全に日本。3時間後、外に出たらもちろん景色はParisで、そのギャップに目眩すら覚えるような。なんだこれは。東京とParis、一度に2カ所で生活しているような感じで、なんて言うか、これはあまり好ましい感覚じゃない。


その午前中、同行した営業の方に「1週間働いてみてどう?」と聞かれ、「あっという間でよくわからない」と答えたら、「それなら大丈夫ね」と言われた。なぜかと聞いたら、大抵の人は初めの1週間を終えるまでに、自分には無理と判断して辞めるらしい。なので、どうですかねぇなんて言ってられるくらいなら、やっていける、という意味らしい。  なるほど。「何も分からないまま仕事を渡されたら、普通は動けずに止まってしまうけど、あなたはどうにかやってみせる。」昨日のボスの言葉の意味が分かった。
確かにParisで生計を立てるのは目標の一つだけど、
でも、どうだろう。こういう働き方って。だってまるで東京なんだもん。まるでParisに転勤してきたみたい。うまく線引きをして、断るべきことは断らないと、ここに来た意味がなくなるかもしれない。

ここがわたしの通う小学校

会社に戻る前に、市民講座の登録に。わたしは5区の小学校で授業を受けるので、そこへ行く。フランスの小学校に初めて入った!かわいい…。全部が小さいし、壁にはたくさんの絵が貼ってあって。そして校長室みたいなお部屋の前に並ばされて、一人ずつ順番に受付。「次、入りなさい!」の声で校長室に足を踏み入れると、大きな椅子に深々と座ったムッシュが。授業料を払って、無事に登録終了。なぜ市民講座が人気かって、格安で質の高い授業を受けられるから。一般の語学学校に比べると本当に安い。


そろそろ引っ越しの準備しなくちゃ。

Thursday 25 September 2008

travail

日本人の働きぶりって、やっぱりすごい。と、実感した日。

今日で4日目となる仕事が、とにかく忙しい。おどろくほど仕事が降って来る。しかも、「これをこうして」というような類のものじゃなくて、ぼんやりとしたまんまるいのを投げられて、それを「こんな方向に持って行って」というようなもので、何をどうすすめて、誰を使って、どこに着地させるかを全部自分で決めて取りかかるというもの。面接時に聞いていた裁量はとっくに超えてると思う…。
まだ4日目。なのに、ロンドンへ出張に行くよう言われて、新しく応募が来ている求人についてはわたしが面接をするよう言われた。ロンドン行きも面接も、スケジュールはすべてわたし次第なので、いつどれをやるかも自由。例えば、出張に行かなくても済む、と思えば行かなくてもいい。という感じ。
なにこれ!!なんでこんなに働いてるの!!


気持ち的にはお手伝いとかアシスタントのつもりで採用されたのに…。
なぜここまで仕事が振られるかというと、わたしに日本での会社員経験があるから。
ボス曰く「フランスではあなたのような人にはめったにお目にかかれない」。
くれぐれも言っておきます。わたしはごくごく普通に仕事をしているだけ。東京で働いていた時と同じように。しかも有休消化期間も含めて2ヶ月のブランクがあるし、それのせいで最初は多少動きが鈍かったとさえ思う。それでも、それでも、フランスでずっと働いている人と、日本で働いていた人には大きな差があるそうで、スピード・反応・出来映えすべてがSUPERだそう。つまり、日本で社会人経験のある人って、相当に鍛えられていて、たぶんどこに行ってもその働きぶりは通用するってこと。それ、今日まで知らなかった。


お昼休みには一度自宅に帰る人だっているくらいのこの国で、お昼ごはんを買いに行く時間もなく仕事に向かっているわたしって。何しに来たんだ?とも思うけど、まだ今は、おもしろいと多少興奮しつつ業務に取り組めてるからいいとして、今後一体どうなるのかが気になる。


自宅に帰って、ポストに届いていたこの前申し込んだ市民講座の抽選結果をおそるおそる開こうとしたら、ほぼ完全に関係を修復した同居人に取り上げられ、先に見られた!「どうせrefuseeだよ!」と言ったら「いや、受かってるよ!」の声に驚いてひったくると、ホントだ!なかなか受からないと定説のある講座に受かって、昨日はアパルトマンの入居も決まって、なんだか一生分の運を使い果たしているような…。でも、これで来週からの市民講座を受ける権利獲得!火曜と木曜の夜に週4時間で15週間のフランス語のクラスに入れることになりました。やったー!
でも明日の決められた時間に決められた場所に出向いて、登録しないと資格剥奪!今日ポスト見てよかった…。

夜。同居人と近くのバーをはじごして、ワインとミントティーを。
「そんなに働いていったいどうするんだ。もしその調子で働くつもりなら、まずは賃上げの交渉をすべきだ。ボスがその交渉に応じないなら働くべきじゃない。」さすがフランス人。おっしゃる通りです。

Tuesday 23 September 2008

lost in Boulogne

引っ越しについて。
今でこそなかなか良好なつきあいとなった同居人だけど、渡仏直後3日目に引っ越したいと思ったのは、やっぱり彼とうまく距離がとれなかったから。部屋に鍵もなく、夜も眠れずに泣いてたりして、こんなんじゃお家って呼べない!、と引っ越しを思い立って、夢中で探してたら、今まで周りに聞いた中でも一番の件数(14件!)のvisitに行っていた。そうこうしているうちに、かなり理不尽な理由で、なんと同居人から今月末での退去を言い渡されたのが4日前。怒りよりも、これで堂々と引っ越しできる!保証金も返って来る!と、引っ越し熱はさらに高まる。

その後、決まっては流れ、決まりかけてはキャンセルなど繰り返していたところ、先週今住んでいるアパートに新たなcolocataire(同居人)として、見学に来たチハルちゃんと同時に思いついて提案し合ったのが、2人でアパートを探そうというもの。その翌日に目を付けた物件にわたしがコンタクトをとり、その翌日に2人で見学にいったのが、第一希望の返事待ち物件。

そして、皮肉にも引っ越しを決意させた同居人が保証人となってくれるというので、その旨今朝大家さんに直接電話してもらったところ…。

OKでました!!!!!
金曜まで返事待ちの予定だったけど、前倒しで今日のお昼前に入居可能のお返事!!!!

今まで観た中で一番気に入ったアパルトマンに、チハルちゃんと2人で入居できることになりました。
ラッキーガールパワーをどうもありがとー!


一安心だけど、まだ夢かもというような心持ちで、午後外出。
今作っている広告にどうしても写真を入れたくて、撮影に出かけたんだけど、行き先はParis市外の郊外Boulogne(ブーローニュ)。アドレスと地図があればどこでも行けるので、飛び出したけど、向こうに着いたら…。そうか、ここってParisじゃない! わたしの地図はParis市内のみなので、完全に道を見失う…。
そのまま会社に戻るのも格好悪いので、計15人に道を聞きながら、1時間かかってたどり着きました。Minnetonkaを履いて道に迷うのは危険!かかとに激痛!


夜、入居予定のアパルトマンで、チハルちゃんと大家さんのムッシュと3人で打ち合わせ。契約に向けていろいろと細かいことを確認。うわぁ、本当にここに引っ越せるのかぁ…とやっと実感。とにかく大家さんがジブリ映画に出てくるようなかわいらしいお茶目なおじさんで、それもこの物件の好印象の一つ。本当に優しい人で、洗濯機と冷蔵庫をすでに新調してくれていた。キッチンにはコーヒーメーカーまで。Parisで洗濯機付きの物件はなかなかないので、本当に幸運。(しかも新品!)子供のときに彼が両親と住んでいたというこのアパルトマンは相当に古いけど、細かい装飾に愛情たっぷりのとても素敵なお家。本契約は10月1日に結ぶことに。


なので、月末にここに引っ越します!

Boulgour

今日は朝から出勤。
周りにお店もいくつかはあるらしいけど、会社のある地区が住宅街なので、お昼用にサンドイッチを作って持って行ってみた。

朝、まだ人が少なかったので電話とりました。
フランス語でやってみたら、「Vous parlez anglais? (英語話せますか?)」と言われて、あっさりそっちに切り替えられてしまった…。

そして、ワーキングホリデーでこちらへやって来る人がこれからどんどん増えるだろうということで、実際にそのvisaで今ここに滞在している身として、これからワーホリvisaでParisに来る人向けの新たな商品開発を命ぜられた。えー!と思ったけど、確かにこういうのがあればみんな利用するだろうなというような商品や、自分が使ってみて納得いかなかったサーヴィスなんていくらでもある訳で、いろいろと考えるのもおもしろそうなので、張り切って引き受けました。

ユウイチロウくんの頭に落ち葉がとまった

夜、クミーとユウイチロウくんとチハルちゃんを呼んで、家でごはん。



クミーが選んだ食材はBoulgour。麦。これを炊いて、今夜はアーモンドのみじん切りと素揚げしたナスと、炒めたlardonを加えるそうです。



それがこれ!おいしい!プチプチとしてて、香ばしくて、ごはん粒みたい。これにトマトペーストやレモン果汁や、オリーブやバルサミコ酢なんかを足して、好みの味にしながら食べる。今度日本からお弁当箱送ってもらえば、これお弁当にもできる!


デザートはユウイチロウくんおすすめの、栗のクリームとチーズとクリームとヨーグルトの間みたいなのを混ぜたおいしい一品。


チハルちゃんが持って来てくれたワインもあっという間に空になって、4人でたっぷり喋ってたっぷり食べて、それはそれは楽しい夜になりました。
今週の金曜日、この前見学したアパルトマンのお返事が。とっっても素敵な物件だったので、見学したその場で「住みたいです!仕事決まってます!家賃ぜったい滞納しません!きれいに使います!」と猛烈アピールしたものの、希望者多数のため結果まで数日待ち…。もし、もしもここに入居できれば引っ越しが決まる!
暇さえあれば、OKもらえるよう祈っています。ラッキーガールのみなさん、少しチカラを分けて!
どうか、どうか受かりますように…。

Monday 22 September 2008

bye bye studio


2007年1月にKaelenに走り書きしてもらった "空からパンが降ってくる"。

studio、一件入居決まってたんだけど、いろいろあって、今朝キャンセルになりました。むー。白紙に戻ってしまった。

でも引っ越すのは決定。どこにかは未定だけど…。今住んでいるお家は今月末に出ます。早く行き先を見つけなきゃ。あと1週間…。

お家問題を中心にこの数週間過ごしてるけど、思いがけないところで、親切にされたりもする。世の中捨てたものじゃないなぁと、そういう時はしみじみと実感。こんなことが待ち受けていたなんて!と視界真っ暗になるほどの孤独感や落ち込みがあれば、それと同じだけのやさしさに出会うこともあって、どっちかひとつだけじゃなくてよかった。わたしがまだまだ知らない、それぞれにもっと振り切った感覚もあるだろうけど、それぞれバランス良く観て、感じられればと思う。

今日の午後から、お仕事始まりました。
思っていたよりもずっっと仕事がある!
お手伝いとかそういうレベルじゃなくて、引き継ぎもほとんどない状態でデザイン部門わたしひとりで担当することに。デザイン自体はそんなに量ないから、という面接の時のお話とは違って、同時進行物件多数、しかもフランス語で先方とスケジュール調整&印刷指示。いきなり!?
商品知識がないと、会社内の会話ってほとんど暗号。習うより慣れろという感じ。
明日からは電話もとろうと思うんだけど、日本語とフランス語と英語で対応…。フランス語…。

明日朝から来るよね、と会社の鍵渡されました。朝は誰もいないことがあるからって。
なんだか全体的にいきなりだ。

Sunday 21 September 2008

vivement dimanche

昨日と今日は、Paris市の美術館やプールや、いろいろな施設が入場無料になる週末。 午前中に出かけたついでに、カルナヴァレ美術館Kirazの展示を観に行く。ちょうど今日が最終日だったし無料で入れてラッキー。もうこの上ないほどにおしゃれな線と色、そしてそれぞれにその場面の台詞が書き込まれていて、その言葉のすみずみまで粋。みんなくすくす笑いながら観てた。本当にいいお天気で、外の庭園部分も気持ちいい。


今日もお昼ごはんは、一度お家に戻って作る。チコリとツナのスパゲッティ。初めてペンネ以外のパスタに挑戦の日だったのに、通りすがりの同居人が、勝手にパスタをパキパキと短くしてお鍋の中に入れたせいで短いスパゲッティになった。そんなはずじゃなかったのに。


夕方、クミーと待ち合わせてサン・ルイ島のBerthillon本店へ。おいしいおいしいアイスクリームを求めて。
日曜に開いているなんて思わなかったからうれしい!

わたしはジャンドゥーヤノワゼットとピスターシュのダブル。
対岸から観たノートルダム大聖堂。こうして見るとすっかり秋。

本当のお目当てはベルティヨンのアイスクリームじゃなくて、こちらの催し物。
フランス南西部の特産物が集まった、物産展的なイベント。セーヌ川沿いにて。
メトロに貼ってあったこの広告がかわいくてずっと気になってたところ。



フォアグラやハム、チーズに食前酒、ワイン、果物にチョコレートなどなど、たくさんの食品のお店が軒を連ねて、試食したり、買い物したり。

なんてシンプルなラベル!これはフォアグラの缶詰。
こちらは小麦粉を使わず、アーモンドとお砂糖と卵白のみで作られた昔ながらのマカロン。

どのお店もラベルやリボンに個性があって、見た目にも楽しめるし、試食もうれしい。じっくりゆっくりいろいろ見られて満喫。素朴なマカロン、すごくおいしかったなぁ。途中で、チーズにイチゴのジャムを乗せたタルティーヌとワインをクミーと半分こ。

バゲットが見えないくらいにチーズ!

この地方から来たと思われるミュージシャン達が、元気に楽しそうに演奏をしていて、それを聴いているのもとても気持ちよかった。みんなもワイン片手に上機嫌。演奏する方も煙草を吸いながら、ワイン飲みながら、携帯電話で話しながら、好き勝手にやっている。楽器から直接響く音ってパワーがあって、昨日のTECHNO PARADEの1000倍くらい楽しい。これ以上は笑えません、というくらい顔がにっこりとなるし、お金をかけずに楽しめる遊びがParisには本当にいろいろとあるなぁと実感しながら、ここにいられてよかったなぁとしみじみ思ったり。


今日は良いお天気だったから、帰り道はピンクの夕焼け。これで20:30くらい。風がないから川沿いでも寒くなくてゆっくり楽しめた日曜の夜。わたしはマカロンをちょびっとだけ買って帰りました。明日からいよいよお仕事が始まります。

Saturday 20 September 2008

techno & ballet

お昼時にお家に戻るときにあんまりおなかが空いたものだから、サンドイッチでも買って食べよう、とBoulangerieに向かったらお休み…。自炊しなさいってことね…。仕方なく、にんにくを買って帰って、さて、プッタネスカを復習しようと冷蔵庫を開けたらアンショワがない!それはつまり同居人に食べられてしまったということ!仕方ないので、この間お泊まりしたときに作ってもらったパスタを真似してみる。タマネギ、lardon、にんにく、生パセリにトマト、お砂糖、ちょびっとブイヨン、そこにクリーム。パスタの量がむずかしい。いくらおなかが空いてるといってもこれは多い。でも今までで一番おいしいごはんができたぞ。


そして今日はTECHNO PARADEの日。今年で10回目。Paris市内の大動脈的な道路を封鎖して、12:00にOPERAを出発してパレードが始まり、20:00にBastilleでフィナーレを迎えるまで延々とテクノが街中に大音量で鳴り響く。こちらParis市のサイト。市が協力しないともちろんこんなことできない訳で、市が無料で耳栓を市民に配っている。10代の若い子もお酒は飲むわ、マリファナの香りは立ちこめるわで、至る所にポリスがいるものの基本的にやりたい放題。かといって、ティーネイジャーばかりじゃなくて、大人の方が数は多いし、こういう音やお祭り騒ぎを敬遠しそうなきちんとした身なりの人や、堅そうなおじさん・おばさんも踊ってたりするのが興味深い。こどもを肩車したパパもあちこちに。

パレードがRépubliqueに着いたところ。普段は車道の広い大通りに延々と人の波が続く。
車用の標識だから、かなり高いんだけど、見晴らしは相当いいはず!
無料で配られてたヨーグルトドリンク。道に山ほど空き缶が。バス停。電話ボックスとか、高いところにはたいてい誰か登ってる。
DJを乗せたトラックが何台も何台も連なって、パレードは続く。音自体は格好よくも何ともなくて、むしろ古くさくて野暮ったい感じなんだけど、これだけの人がみんなで一緒に騒げば楽しくない訳がなくて。わたしはひとりでふらりと出かけたけど、久しぶりに大きな音を聞けてうれしくて、一時間ほどパレードと一緒に踊って過ごしました。

美術館前の芝生。至る所にパレードの余波が。


夜、クミーとOpera前で待ち合わせ。Parisの象徴のようなところで待ち合わせだけど、目的はまかないのおすそわけ…。早めに着いて彼女を待っていたら、見知らぬマダムに声をかけられ、なんと今夜のチケットを譲ってもらった!!相方が来れなくなったらしく、もう5分で始まっちゃうから…と。ってわたし、テクノ仕様でデニムにコンバースなんですけど…。こんなに人がいる中でどうしてわざわざわたしに…?


しかも悪い席じゃない。でもこれだけじゃどんな演目なのかわからない!オペラ?バレエ?なぞ。でもあと5分で始まっちゃう!結局、わたしも誰かに譲ろうと、明らかにダフ屋のムッシュと目が合ったので「これいる?」声をかけたら、「いくら欲しいんだ?」というので、「C'est gratuit.(無料だよ)」と言ったら目をまんまるにして、両手を広げてメルシー!と同時にチケットをさっと取ってエントランスに飛んで行った。それはそれは嬉しそうに。いつもはチケットを売ってばかりの彼も、オペラ好きなんだーとちょっとびっくり。  夜、家に戻ってこの写真を同居人に見せたところ…。なんと、アメリカで一番有名なバレエ団の来仏公演だったらしい…。なんてもったいないことをしたんだ!!!と散々言われて、がっくり。きっとあのムッシュ、夢のような一時を過ごしたに違いない…。

Friday 19 September 2008

shelter


いろいろあって、結局Société GénéraleではなくLCLで口座開設をすることに。午前中にrendez-vousをとっておいたので、出かけて行って無事に開設。けれども、カードと小切手帳ができるまで3週間もかかるらしく、それまでは不便が続く。

先日申し込んだ市民講座。
続々と返信が来ているようだけど、わたしのところはまだみたい。受講不可の返信の人もやっぱり多いみたいで、わたしは元々望み薄だったけど、やっぱり無理そうだなぁ。地道に自分で勉強するしかないか…。次回、半年後のセッションは申し込み初日にポストに投函できるように、準備万端に進めよう。

同居人と家のことについて、ちょっと話し合い。衣食住の中で、住って物理的に大きい…。手に負えないような気分に時々なるけど、ここが頑張り時だ。

Thursday 18 September 2008

nima


友達のアパルトマンに泊まった翌日、歩いてお家に帰る途中にHOTEL DU NORD。ここにあったんだー。



お家について、お昼用にスープを作る。lardon、にんじん、タマネギ、じゃがいも、白インゲン豆。このお家には包丁がないので、ピーラーもないので、ナイフで皮をむくのが大変でした。


運河沿いを歩いていると、Claire Fontaineの工場発見。蔦に食べられたかわいい建物。
さて。今日もアパート見学へ。立地はいいけど高くて狭い3件。ついに今日で見学物件10件超え。3名の見学者と大 家さんとで、見て回ることに。…どれも想像以上の狭さ。入った瞬間絶句、という感じだけど、これがParisのアパート事情の現実。そうかぁ、わたしの今 の家ってすっっごく広いのね…。とここでも実感。確かに狭いし高いけど、生活に必要な物はすべて揃っているのがこの大家さんの持ち物件の売り。その中で も、こんなに狭いのに、「あ、ここなら住める」って直感したアパートもあってそれはちょっと不思議な感覚。今まで見た中には、もっと広くてこんなに高くな い
アパルトマンもあったけど、その時はそれでさえ自分には高過ぎると思ってた。今となってはそれらは充分すぎるほどのすてきな物件だったけど、自分がそこに入居できてないってことは縁がなかったってこと。にしておこう…。 どうだろう、このうちのどれかにするのかもしれません…。


夜、昨日泊まった友達のアパルトマンにまたおじゃま、というか帰宅して夕食をいただきました。2日連続で…。今日は麻婆丼。おいしいー。5人の女子が集まってにぎやかに食事。なぜかといえば、この後みんなでライヴに行くから!友達の会社に所属してるミュージシャン、nimaのライヴで、彼の彼女も一緒に麻婆丼。フランス人の彼女はたくあんをおそるおそる味見…。"quand meme"という言葉、どんな場面で使うのかよくわからないけどみんながしょっちゅう口にするから、それを質問したらフランス人の女の子がこれこれこうで…まぁそんな感じ。と言った後に、1センテンス中に3回もquand memeを発して、これなしで話すなんて無理!となって、一気に重要表現に昇格。わたしも使いこなしたい。

22:00くらいに会場のSentier des hallesへ。元々はjazzで有名なところらしい。



ちゃんと椅子があって、座ってみられる会場だけど、みんなおとなしくなんかしてないので、勝手に前に出て踊ったり歌ったり、最後はステージに上がってコーラスの男性とマイクで一緒に歌う女の子も。nimaのライヴは楽しくて、かわいくて、とてもピースフルな様子でした。見た目にも耳にも楽しめる、とってもしあわせな夜になりました。周りのみんなのにこにことした顔も一緒に見られてよかった。引っ越しやらお家のことでむむむ…となってたけど、こうやって音楽を聴くと、たいていのことはどうにかなるよねーという気持ちになれるのは、今のわたしには救いです。おいしいご飯とすてきな音楽と、やさしい友達に囲まれて、元気が出た!