Hello my friends. Hello stranger.

Monday 30 March 2009

Université du Chocolat










夜、前に一度参加したIESAのUniversité du Chocolatのconférenceへ。
今回は9種類のショコラについて、見た目、香り、couvertureの薄さや味、フレーバーなどなど細かく感想や採点を行うもの。前回の反省を生かして、今回はほんの一口ずつだけかじることにしました。
それでもchocolatって刺激物だなと実感するほど、頭がくらくらしたり鼻がツーンとしたり。
なのでわたしの採点表にはpalpitation : 動悸なんて言葉も。
採点しながら、みんな何を使ったものなのか言いあって、秘密を探っていきます。
それにしても、一つ一つ超個性的で、唐辛子を使ってたり、はちみつだったり、とにかくとにかく濃厚。
そして最後にみんなが書き込んだ採点表を回収した後に、それぞれのchocolatがどの地方のどんな職人の人が作ったものかを聞く時間。

参加者は男性もたくさんで、スーツ姿の人も多いです。好きずきにしゃべったり、発表したりしながらでにぎやかな3時間。わたしが1等賞としたchocolatは2位でした。コリアンダーが使われているチョコレート。
videoはみんなの採点を集計した結果発表。そして前回もいたムッシュが実は今回の9種のうちの一つを作った人だと言うことが判明してびっくり。そのムッシュのチョコレートは3位に選ばれて、みんなが祝福、の一幕です。



はぁ、満喫。他の皆さんは配られると同時に一つずつぺろりと平らげて、最後にはあまったchocolatをおかわり。「落としちゃいました」なんて言って、もう一つもらってる人もいたり。帰り際に「さて、ホットチョコレートでも飲みに行こうか」なんて冗談も飛び出すほどで、つくづく胃の差を思い知りました。すごいなぁー。

Sunday 29 March 2009

chaton


お家から10歩くらいのところにある最寄りのcafé。
朝は8時くらいから夜は12時過ぎまで開いてて、日曜もクリスマスの日も営業していたのに、土曜日に閉まってる。あれ?と思ったらこんな貼り紙。”シェフが結婚を決めて、みんなで結婚式に出席するため今日は特別にお休みします” お店ごと閉めてみんなで立会えるなら、それはそれは素敵な結婚式になるだろうな。















マルシェで買って来たパエリアと豚肉のスパイス焼きでお昼。食後は博士が作ってくれたバナナパンケーキ。
そして夜、思いのほか寒くなってすっかり冷え込んだので、サーモンと白菜、navetとにんじんをコトコト煮込んで、おもちやタリアテッレも入れてみたりのお鍋。わたしはもちろん野菜を切る係。今日も日付が変わる頃の夜ごはん。すっかりあたたまりました。

日曜日、寝起きでパジャマのまま、ガールフレンドたちとskypeの後、Kaelenたちを北駅で待ち伏せ。人ごみの中、無事に眠そうな3人を見つけてお見送り。このまま一緒に列車に乗ってBrusselsまで行く?の言葉にそれもいいなぁと思いながら、Mikeと「次はHawaiiで!」とお別れ。そして夕方に迷いねこ発見。ふわふわの毛が気持ち良くて、心ゆくまでさわりました。通りすがりのおばさんと相談して、おそらく住処と思われるアパルトマンの呼び鈴を押してみるも返答がなし。パンを買って戻ったら、ねこはいなくなってた。お家に帰れたかな。

そして今日も遅い夜ごはん。昨日のお鍋の残りでつけ麺風のおそば。と、チコリにBetteraveとひよこ豆を混ぜたのをのせたサラダ。

旅行の計画を立てていて、ポルトガル・デンマーク・フィンランド、そしてモスクワ・サンクトペテルブルグのうち3つを2週間弱というプラン。でもロシアはvisaがいるからちょっと面倒。でもあのタマネギ坊主はぜひ見たいんだ。

Friday 27 March 2009

TSP



金曜日。
先週マルシェで買って来たレンズ豆を煮たのがおいしくて、今日はお弁当にも持って行ったのに夜ごはんにもまた食べた。誰かの一生分の豆はとっくに食べ終えてるんじゃ、っていうくらい豆を食べてる気がする。例えば日本でひじきの煮たのを食べる時も、最初にお豆だけぜんぶ食べるもちろん大豆が入ってれば、だけど。



夜はKaelenMikeLa Fleche d'Orへ。お目当てはこのパーティMR.FLASHを見に来たつもりがちょっと早く着いたので、まだApril77のパーティ中。スキニージーンズをはいたパリジャン&パリジェンヌで大にぎわい。真夜中を過ぎた頃、やっと仲良し3人組のDJ、Les Casstors Juniors。なんともキュートで直球な選曲。回しながらウィンクで狙い撃ちされまくりです。

2つめのvideoは左でMR.FLASHが煙草をくわえつつ、真面目に出番の準備をしています。






そして登場。



芸術的に上手、とKaelenの評価。

前回ここへ来た時は、フレッシュヤングなフレンチボーイズ&ガールズと。今日は同じ歳のKaelenとMike。やっぱり楽しみ方はそれぞれ違うし、少し前みたいに朝まで踊ってそのまま仕事、なんてことは今じゃちょっと考えられないね、ってこと。かといって、ソファに体を沈めてフロアを眺めるだけの過ごし方もやっぱりできなくて、結局はこうやって最前列まで来て、顔が筋肉痛になるくらい笑いながら、声を上げて両手を上げてる。つまり、トーキョーだってSan FranciscoだってParisだって、Kaelenと一緒ならパーティはいつでも楽しめる。

2時過ぎにはタクシーを捕まえてパーティを後に。
明日のLovefoxxに会えるらしいこのパーティはどうしよう。

Thursday 26 March 2009

Americans in Paris













先週末に髪を切りに行ったうにについたアシスタントの男の子が、前にわたしのシャンプーを担当してくれたことがあるらしく、「僕がシャンプーしてたら眠っちゃって、終わったら『うめぼしの夢見てた』って言ってました」と話していたらしい。その子の顔は思い出せないけど、確かにそんなことを言った覚えはあるし、うめぼしの夢の記憶もほんのりある…。けど、わざわざそれを口にする必要はなかったなって、巡り巡ってうにから自分の言葉を聞いてちょっとはずかしく思ったのでした。わたしもうにも、かれこれ7〜8年同じ人に髪を切ってもらっているので、とりわけ説明しなくてもいつでも好みの形に整えてくれるラクチンさを知ってしまった今、飛び込みで、しかも異国で美容院に入るのってなかなかためらわれる。ので、いつの間にかすっかり髪が伸びました。渡仏前に「1年もつように切って」なんていう無茶な要求をしたけど、どうやらそれを叶えてくれたようで、今のところ問題なし。これだから、余計に他の人に任せる気がなくなる…。


今日、BrusselsからKaelenが、L.AからMikeとNickがParisに遊びに来たので夕方に合流。
3人は1週間でBrussels、Rome、Brussels、ParisそしてBrusselsと動きまくり。ここにBerlinとAmsterdamも組み込む予定だったらしいから驚き。
ひさしぶりにLouvreへ近寄ってみたら、夜と夕方の間だったからかなんだか燃えているような色。
食事の後、3人はALEXIS TAYLOR (HOT CHIP) のDJ SETを見にParis Social Clubへ。きっとその後はTEKILATEXを見にRegineへ行くだろうな。もちろんわたしも行きたかったけど、明日金曜はお仕事が今週いちばんの山場なのでおとなしくお家へ。明日の夜は一緒にパーティへ出かけよう。










博士が煮込んだソーセージと、ミホナちゃんのとこに取材に行ったらValerieがくれたクラフティとパリ・ブレスト。火曜日に食べた夜ごはんとデザート。右は今日食べたBaba。

Sunday 22 March 2009

pain pain pain


昨日、お友達の職人さんたちからいただいたおいしいおいしいパンの数々。 目にもしあわせな贅沢な眺めです。 左上から赤い実の入ったブリオッシュ、ショコラのバゲット、ブドウ入りのカンパーニュ、パン・ドゥミ、カンパーニュ、ショウガ入りパン、シナモン入りパン.。コーヒーを飲みながら、あれこれかじりながら、物思いに耽る日曜日。昨日の夜からふわふわとした心持ちで、地に足がつかず。誰かのしあわせを頭が真っ白になるくらいに、息が詰まるほどに自分が喜べるとは露知らずにいました。おかげでわたしも意識が朦朧としそうなくらいに、圧倒的な幸福感の渦の中。














パンって断面が見えると途端に迫力が。麦の味がぎゅうぎゅうにつまった断面。そしてマラケシュで買って来たカゴ。これだけは思い通りに値切れず、とはいえとても気に 入ってお買い上げの一品。大きいので2~3泊くらいの旅は余裕でこなせそう。予想はしてたけど、うにに見せたところ「欲しい」と即答。「それで仕事に行き たい」と。たしかにわたしには大きすぎるんだけど…。フランスにいる間にたくさん使って、満足したら譲り渡そう。その前にまずはこの「皮」というより、むしろ ケモノの匂いをどうにかしなきゃ。かわいらしい刺繍も台無し! 夜ごはんはサラダとソーメンチャンプルー。素麺って茹でると思いのほか増えるんだね。ちょきんぎょタイマーの出る幕もなく、あっという間に茹で上がるなんて知らなかったよ。


Saturday 21 March 2009

PRESSING

気持ちよく晴れた土曜日。
お昼前に近所のマルシェに野菜とフルーツを仕入れに。
携帯電話のチャージが思いのほか減らず、たくさんあまってたから、歩きながらうにに電話してみた。太陽が燦々とふりそそぐにぎやかなマルシェの中にいるわたしと、仕事帰りの土曜の夜のうに。skypeだと顔が見えるから、声だけが聞こえる電話の方が不思議な感じ。

夜、 はじめましてやおひさしぶりの人たち8人が集まって、なごやかにごはん。会う度に顔が小さくなっていくBoris。なんと7kgの減量に成功してさらに 5kg落とすらしい。わたしも見習いたいけど、さっぱり体は軽くならない…ので、彼のダイエットについての話にはついつい夢中になってしまいます。まだまだ食べてみたいチーズもビスケットもジャムもたくさんあるけど、これ以上まるくなるのは不本意だから、そうなるとかなり厳選しなくちゃいけないのかし ら…。と思いつつも、今夜もおいしく食べて飲んでおしゃべりして、AM2:00までたっぷり楽しみました。お家までの帰り道、コートなしで寒さもほとんど 感じず。冬の気配はずいぶん遠のきました。このまま、このまま春になってほしい。









お仕事の後、金曜夕方のお散歩中に撮った写真。博士の詳しいカルティエで、連れて行ってくれたカフェがちょうど気になっていたお店でした。Parisでもトーキョーでも、週末の開放感って何度味わってもその度にバンザイして、きゃー!ってさけびたいくらいに気持ちがいい。

※夜、nmiの写真がみたくて久しぶりにサイトを見たら、背中の筋肉ほとんどゼロでのっぺりの6年前。


Thursday 19 March 2009

19:00
















19時過ぎに帰って来たら、まだデモのなごり。
でももうとっくにクライマックスは過ぎたみたいで、車はまだ通行止めだけど、ポリスもおらず、みんな好きずきに叫んだり歌ったり踊ったり。代々木公園のお花見のような雰囲気と景色です。

お家のすぐそばにこの広場なんだけど、そこに面したカフェは軒並みデモ参加者で満席で、活気づいてる。Paris市内で決行される大規模なデモの多くの終点がここなので、その日は夜遅くまでいろんな声や音が聞こえてる。

今回のストは結局300万人が参加したそうで、夜のニュースで各地の様子がいろいろ見られました。交通機関や学校もストだし被害を被る人たちだって数知れないのに、それでも70%近くの国民が今回のストを支持してるそう。力強いなぁ。









Wednesday 18 March 2009

tatouage et bettrave


今通っているParisのジムでは、半分以上の人が体のあちこちにtatouage : タトゥーありです。男性も女性も、老いも若きも。ロッカーで着替えてる時なんかはそんなところに!と意外なポイントに見つけることも。

今日もとなりで着替えていた女の子のおなかにかわいいtatouageを見つけて、それの話をしながら流れで、わたしが日本で通っていたジムでは、tatouageのある人は施設の利用禁止、しかもシールもペイントもだめだったって言ったら不思議がってた。

前にDJ XSとラーメン屋さんへ行った帰り際に、お店の人に次からは長袖を来て来店してくれと言われたことがあったけど、あれも不思議…。ラーメン食べるだけなのにタトゥーありの人とない人で何が違うんだろうか…。












博士がマラケシュで買って来たビスキュイ。なんと紋様がそれぞれ違う!この他にもいろいろなのがあるみたい。やるな、モロッコ。夜出かけた後の遅いじかんの夜ごはん。真っ赤なのはbetterave : ビーツのサラダ。おいしい。今いちばんすきな食べもの。そしてカリフラワーのグラタンとトマトのファルシと、レンズ豆とソーセージの煮込み。こうやって一つのお皿にいろいろぎゅっと詰まってるのは、わくわくします。お子さまランチのなごりだ。デザートはラズベリーにりんごのソースをかけて、その上にクリームをかけたもの。日付が変わった頃に食べるデザート、罪の味です。

そして明日はまたゼネスト。SNCF、RATP、学校、社会保障、税務署、郵便局、民間企業を含めて
200万人近くが参加予定らしい。小学校も50%近くお休み。郵便局のJean-Marieも明日はたぶん閉めるよって言ってた。わたしのお家の近くがいつもデモの終点だから、今日の夕方からすでにポリスが準備をしていました。明日メトロはほぼ普通に動く予定だけど、タイミング間違えると、地上に出てからお家までのわずかな距離がたどりつけない…ということになりかねないなぁ。


Sunday 15 March 2009

décadanse



会期最終日の今日、Gainsbourgの展示を見に出かけて、やっぱりしびれるほどかっこいいなぁと惚れ直しました。と、同時に会場で、10代の終わりに銀座の地下道の大人のオモチャって看板に挟まれた、寂れた薄暗い映画館のレイトショーに通って夢中で観ていた映像と同じものを10年振りに目にして、ノスタルジックな気持ちに。映画が終わるとすぐに地下鉄へ駆けていって、満員の終電で痴漢にいらいらしながら家路についていた日々。絵の具買わなきゃ、新譜もほしい、旅行も行きたいってお金なんていくらあっても足りなくて、学割+ほんのちょびっとだけお得になる回数券を買って、ゲンズブールの映画がかかる夜に通ってた映画館。情熱っていうか熱っぽかったな、あの頃。

展示の内容は盛りだくさんで、3時間見積もって行ったけど、写真や映像から発せられるにおいたつような才能と色気に酔いそうなくらい。今までゲンズブールとシド・ヴィシャスの距離感なんて考えたこともなかった。おどろいたのはこどもを連れて来ている人がたくさんいたこと。こどもたちの目にはどんな風に映ったんだろ。あれだけの量が集まるととにかく圧倒的、という感じの展示量でおなかいっぱいで、彼の本を1冊買って帰りました。


半袖どころかキャミソールで歩く人もいたくらいの最高のお天気の中、Bastilleから帰る道でローラーブレードをはいた群衆にぶつかる。1,000人くらいいたんじゃないだろうか。その中の男の子に「これなに?」って聞いたら、毎週日曜の午後3時間はこうやってみんなで公道を走れるんだって。それって金曜の夜だと思ってた!大通りを車を停めてまで…それってGo Skateboarding Dayを週1でやってるってこと?これがスケートだったらな…。あのPARRAのデッキで仲間に入れてもらうところだけど…。

夕方からモロッコで買って来たお菓子でお茶会。博士のお菓子ごはんの写真すごくきれい。
そして夜ごはんはタジン風煮込みとクスクス。スパイスさえ用意出来れば、日本でも簡単に作れそう。
小麦粉を使ってないデザートが食べたい!と博士が超スピーディに作ったものも。
どれもこれもおいしかったなぁ。いい日曜日でした。


Saturday 14 March 2009

castella

土曜だから、すぐ近くのマルシェへ野菜の買出しに。ついでにお昼ごはんも買ってきました。パエリアとじゃがいものプロヴァンス風ソテー。それぞれ量り売りで、この量で2.5€。お買い得だと思う。自分がすきな街ですきなように暮らしているとか、そもそもそれができる程に健康で体も丈夫だとか、支えてくれている家族や友達がいるとか、それってどう考えてもすごく贅沢なことだって思うから、たとえば日々のつまらない愚痴みたいなものってそんなの口にしたら罰が当たるわ。って思うんだけど、今日久しぶりnmiとskypeがつながったらついついポロポロとこぼれちゃって、あららと思ったんだけど、それをうんうんと聞いてくれる人がいるってことでまたじんわりしあわせを感じたり。

午後から出かけて、Tse Tseの作品を探しに。夕方は湯浅くん夫婦に会いにシテへ行きました。アーティストたちが暮らすこの施設そのものが独特な空気なんだけど、湯浅くんたちのお部屋はまたそれとも違って、透明な膜でおおわれているようなふんわりあたたかい雰囲気です。トーキョーでの個展準備を終えてParisに戻ったばかりの湯浅くん。どうだった?って聞いたらトーキョーの方が寒かったって言ってた。日本から持ってきたお菓子がたくさんあるよ、の言葉につられて来ました。文明堂のカステラを食べながら、おいしいお茶をいただきながら、ゆるゆるとおしゃべり。ロンドンに5年暮らしていた2人なので、紅茶にはいろいろとこだわりがあるようで、どうりでお茶がおいしいはず!カステラってきれいだなぁ。イギリスやオランダやフランスやあちこち転々と暮らしている2人だけど、今年の夏はまさかの土地でのレジデンスを予定しているそうです。水着もって遊びに行こうかしら…。

Thursday 12 March 2009

shisen & frip

















今日はお昼にマイさんとマイさんの赤ちゃん、さっちゃんやミサちゃんやマリアちゃんとおいしい四川料理のお店へ。辛いごはんはひさしぶり!さっちゃんに会うのも半年ぶり!みんなでわいわいおいしくいただきました。

さっちゃんもマリアちゃんも、わたしよりも30cm以上身長があって、しかも手足がどこまでもすらりとしているので、ありきたりだけど同じ人間とは思えないような細長さです。昨日のLIMI feuのデフィレ用のさっちゃんのつめ。きれい。style.comで見る限り、手元なんてなかなか見えない感じだけど、ちゃんとそこまできれいにされてるんだねー。Yoji YMAMOTOのデフィレもそうだけど、さっちゃんもマリアちゃんもお仕事の時のキリリとした印象と、それ以外のふにゃふにゃした様子とのギャップが不思議です。そしてさっちゃんがはいてたAtomic Greenのピンクのブーツを見て、展示会で予約しなかったのをまたまた後悔。最近はよくスニーカーをはいてるけど、Parisに持ってきてる女の子らしい靴もはこう!と思いました。今日のフライトで日本へ帰るさっちゃんとマリアちゃんとお別れして、わたしは久しぶりに古着屋さんめぐり。1時間半で5軒。随分と久しぶりにいくつかお洋服を買いました。春が待ち遠しいなぁ。

※ style.comでいろいろ見てたら、さっちゃんが出てた2005年春夏のViktor & Rolf発見。視界が狭くて暗くて歩くの大変そうだ。

Wednesday 11 March 2009

Marrakech 2

Marrakech報告のつづきをまとめて。

たのしかったこと1
空 港からメディナへタクシーで向かう途中、突然ドライバーが車を停めて、あれ?と思ったらイスラムの女性が助手席に乗り込んできました。なんと運転手さんの お母さん。待ち合わせた訳でもなく偶然とのこと。これだけ車が走る中、女性はみんなすっぽりとベールをかぶった中、よくお互いが判別できたなぁと感心しつつ、あまりに突然の出来事に3人で笑い転げました。


泊まったRiadのモザイク























町中や宮殿もモザイクであふれてるけど、ここのがいちばんきれいだと思いました。

Marrakechで食べたごはん。










































オレンジジュースはその場でぎゅっとしぼってくれます。1杯30円くらいで感覚的には飲み放題という感じです。ついでにビタミン摂り放題。屋台で食べたフリットとお魚のフライ、トマトのソースとナスのは全部まとめて250円くらい。モロッコのパンが意外とおいしくて気に入りました。わたしはクスクスもタジンもだいすきだからごはんの時間は天国みたいでした。どのごはんもとってもおいしかったです。レストランでも屋台でも大満足。そして宿でだされる朝ごはんがほんとうにおいしくて、毎朝たっぷりいただきました。

これも泊まったRiad。最後におじいちゃんがちょこんと映ります。

たのしかったこと2
本を探していた博士。本屋さんそのものがなかなか見つからない中、相当入りづらい雰囲気のをようやく1軒発見。最終日に入ってみると、女性が2人で切り盛りしているまっくらでひんやりとした店内。カウンターでどんな本が見たいかを伝えると、奥から出してくれます。イスラムの女性とおしゃべりするのは初めてだったけど、料理やお菓子の本だったからそれにまつわるあれこれを話していたらぐっと身近に感じました。モロッコの男性はみんなお料理もお菓子作りも上手出そう。時には女性よりもずっと。女の60分といった感じのひとときでした。



スーク
正真正銘、迷路のような巨大市場。1日かけてもすべて見回るのは到底不可能な広さ。わたしたちは毎日スークを歩いていたので、ある界隈では顔を覚えられてしまい、あだ名までつけられる始末。今思い返してもかなり強気な値切り方でまるで道場破りのような買い物の仕方でした。スークの人たちはみんな商魂逞しいけど、若い男の子なんかは人懐っこくてあたたかい感じです。

ロバは重要な働き手。ここはめずらしく舗装されている道。

ねこ













Parisとは違ってMarrakechにはねこがたくさん。スークにも道端にもレストランにも。小さいあかちゃんねこもみんな人に慣れているのでさわり放題です。その点も天国みたいでした。


城壁の中は本当に静か。朝の風景。


にぎやかな広場。夜12時を過ぎてもこの調子だそう。

今日もうっかり気を抜くとモロッコのことばかりかんがえてしまいます。エイミーも博士もそれぞれたくさんの国を見てきてるけど、そんなふたりにもこの国は目新しく映ったそうです。Parisからはたったの3時間で行けるけど、日本からは遠いなぁ。それでもいつかnmiやうにや、やっちゃんも行けるといいな、きっとすごく気に入ると思うよー。行きたいところに行けるって、単純だけどすごいことだなって、目も耳も足も手も好きなように自由に使えるってほんとうにしあわせだなぁって思いました。