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Paris行きの航空券を探しながら、お家探しを進める。 いろんな人がアドバイスをしてくれて、とても心強い。 フランス人でも難しいというParisでの住まい探しを、ここ日本でやるというのは、やっぱりムリがあるみたいで。住まいを決めて渡仏したい&余計な出費を抑えたい、この2つを叶えようと言うのがそもそもわがまま。っていうのも分かってるんだけど、やってみようと思って 。 colocataire(同居人)探しのこのサイト に、ダメもとでアノンスを書き込んでみたら1件コンタクトが。 3年前にParisで一度会ったきりのフランス人の友達、Nico。visaの申請が承認された時、それをメールで伝えたら、自分に手伝えることがあったら何でも言ってと返信が来た。わたしの不安を見越して、emergencyの時のためのベッドは用意してあるから、道端に捨てられることはないよ。とも。 コンタクトのあったお部屋の条件が妥当かNicoに聞いてみたら、「悪くないと思う。keikoの代わりに部屋の下見に行ったり、借り主に会ったり、そういう助けが必要だったら何でも言って。」なんて返事が来た。 わたしは一度しか会ったことのない人にこんなに親切にできるだろうか。 必要とされた時はいつでも、たっぷりのユーモアとやさしさで受け入れてあげられるかな。 Nicoの言葉一つひとつがとってもうれしくて、心強くて、感謝しきり。 いつかわたしが子供を持つことがあったら、Nicoって名前をつけたいくらい。 できるだけ、自分1人の力でやってみようと思ってるけど、Nicoみたいな人がいると思うだけで、ぐっと強い気持ちになれる。 ○江國香織 「赤い長靴 」読了
渡仏するからには、何とか1年滞在したい、しなればと思ってた。 潤沢な資金があるわけじゃないし、むしろ足りないし、どんな仕事でもいいから一生懸命働いて、滞在費を捻出しなきゃって思ってた。1年滞在するために。 だから、 楽しみとかそういう感情よりも、 なんていうか悲壮な覚悟っていうかそんな感じで、心に重しが乗っかってるような気持ちだった。 でも、資金がつきたら、満足したら、そうしたら帰ってくればいいって言われて、そっか!とぱーっと明るい気持ちになった。 そう思っていた方が、実際は思ったより頑張れるかも。 なので、フランスに、Parisに引っ越すことにします。 たとえ短期間の滞在となっても、その中でできるだけたくましくなれるようにすごそう。 よし。お家探しに本腰をいれるぞ。
Camilleと彼女の恋人と3人で水戸芸術館 へ。宮島達男のArt In You 最終日に滑り込み。 東京駅から高速バスで往復5時間の小旅行。 展示の点数が少なくて、全部観終わるまでに30分もかからなかった。 物足りないわたしたちは他のスペースにも作品があるはず!と係の人に詰め寄ったけど、それがすべてだった。 3人で好きな数字を発表しながらもう一周。わたしは3。 遅れたけどって、Camilleが誕生日プレゼントにさくらんぼのネックレスをくれた。 わたしとCamilleの車内での止まらないおしゃべりに、彼女の恋人はあきれて、難しそうな哲学の本を読み始めたと思ったら、いつの間にか居眠りをしていた。 わたしはフランス行きのvisaの申請が承認されたこと、Camilleは7月からの新生活をお互いに報告。二人とも願いが叶ってうれしい。
渡仏するとしたらParisに住むつもり。 だから、何より不安なのはお家探し。 年中無休で住宅難のParisで、仕事も決まっていない日本人がお部屋を探すのは至極困難・・・。 と、その不安が常に頭をもたげる。 まだ渡仏するかも決心できてないけど情報は集めておこうと、いろいろな人にアドバイスを求めてみたら、みなさんとても親切に答えてくれる。今実際にParisに暮らしている人たちの声なので、とても心強いし、何よりも信頼できる。 そして、声をそろえて「こちらに来てからじゃないと部屋探しは難しい」とのこと。 なので、最初の数ヶ月はホームステイをして、その間にstudioを探すのが一般的みたい。 それでも、なかなかお家が見つからず、何度も引っ越しをしなければいけなかったり、家のない日が数日あったり、サヴァイヴァルな人もいるらしい。 Camilleが早速1件ホームステイさせてくれるところを紹介してくれたので、そこもコンタクトをとってみた。 でも理想は、お家が決まってから出発したい。 もしいいタイミングで借りられそうなお話があるなら、それによって渡仏の時期を決めてもいいくらい・・・。 ギリギリまでお金を貯めて出発期限の12月に渡仏するか、ちょっとでも早く行ってお家・お仕事を探した方が得策か。 うーん。夏はチケットが高そうだから、行くとしたら早くて9月かな。 と思いつつ、ぼんやりとシミュレーションというよりも、妄想ばかりで現実味がない。 そしていまだにうれしい、とか喜びの気持ちは湧いてこない・・・。 どうするんだろう。行くんだろうか。行かないんだろうか。 むー。 うには絶対行った方がいいって。 行かなかったら「本当はフランスに住んでみたかったのに」とか「あーあ、行きたかったな」とか言うおばさんになるよ、なんて言われた。そんなおばさんになったらやだって。 そうだよね、そういうおばさんになるのはやだな。 うにはそういうおじさんにならないように生きていると言ってた。 ○William Smerset Maughm 「お菓子と麦酒 」再読
ノゾミのお家にみんなで泊まる日。
わたしは遅れて夜に着いたら、みんな夜ご飯作って食べてるところだった。 女の子が5人もいて、なんかこうパーッと華やかな感じ。 ムギちゃんとセイコにお誕生日プレゼントをもらった。 Sally Scott のハンカチと、夢二柄の風呂敷。 ノゾミお手製のマクロビオティックケーキをデザートにと思ったら、わたしとムギとセイコの名前の入ったバース デーケーキが誕生して、みんなでフーっとろうそくの火を消した。 そんな日だったなんてー。甘くて、やわらかくて、そういう女の子らしいケーキ。 まだ男か女かわからないノゾミの赤ちゃん。もし女の子なら、ムギちゃんのような素晴らしい女の子になりますようにって願いを込めて「こむぎ」って名前の案を思いついたつーちゃんが帰宅。でもそれは男の子の名前に響くらしい。こむぎくん。じゃ、もし女の子なら何て名前にする?って聞いたら。「こむぎこ」と答えたつーちゃん。 そのムギちゃんがどれほど素晴らしい女の子かといえば。 ゲスト用の部屋に移動して、遊び疲れて、お風呂に入らずにベッドに入ったわたしたちのために、ムギちゃんは朝一番に起きて、お湯を張っておいてくれた。でも深夜、次々と眠りにつくわたしたちのために、一番遅くまで明かりの調節をしていてくれたのもムギちゃん。そういう素晴らしい女の子。 普段は渡仏のことをうっかり忘れていて、そもそもの行くか行かないかを悩む段階にすら達していない。 なんだかうれしい、という気持ちすらない。