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Friday 16 May 2008

habiter Paris


今日もParisでの住まいについて考えてる。

一人暮らしがいいかcolocation(同居)がいいか。

わたしが見聞きしているVisa Vacance TravailでParisに暮らす人の多くは、studioでの一人暮らし。

友達を招いてfêteをしたり、自由気ままに暮らせて楽ちんで楽しそう。

一方で、思ったよりもParisに馴染めず(パリ症候群とまではいかずとも)、孤独感に苛まれて、引き籠もりに近い状態に人も少なくないみたい。


猫沢エミさんも記してた。
Parisに暮らしていると、どうしようもなく孤独であるという実感がどうしてもつきまとうって。


個人主義の国。世界で一番抗うつ剤の消費量が多い都市。自分に自信がなければ弱い人間とされる風土。
何にしろ、「個」で生きていくより他ない土地での生活は、生まれてからずっと日本で暮らしてきたわたしには、貴重な修行でもあるこの渡仏。
たくましく成長できるように、出来る限り人に頼らずに過ごしたい。
いつの間にか、自覚もなく凝り固まっている価値観や感性を一度壊しておきたい。30歳になる前に。
日常で感じる違和感や思いがけない痛み、小さな驚きやかすかな喜び、それらを流さずに、ひとつひとつ噛みしめて消化したい。
すべての経験が栄養となって、わたしの血となり、骨となるように。
これから先、もっと強くたくましく生きていけるように。



そう思うと、とことん自分と向き合うために一人暮らしを選択すべき。・・・とは意外と思わなかった。 colocationなら、一人暮らしにはない刺激や発見があるだろうから。
たとえcolocataire(同居人)とうまくいかなかったにしても、それにはそれなりの価値があるだろうと思って。
なので、第一希望はcolocation。
そしてもちろん、一人暮らし用のお部屋も視野に入れて、探そう。



何にしろ、日本で探すのは難しいのは重々承知。
でもできるだけそのハンデを感じさせないような、ステキな物件に巡り会えるよう祈る思いで、住まい探し絶賛続行中。

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