Hello my friends. Hello stranger.

Thursday, 14 January 2010

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ついに今日、母が還暦をむかえた!
信じがたい。自分の親が還暦って。そしてわたしはそのちょうど半分。還暦まで半分。
彼女は朝からプレゼントをもらってはお家に置きに帰ってくるという往復を続け、今我が家にはお花やお菓子がたくさん。冷蔵庫にはホールのフルーツタルトとロールケーキ、それにプリンが6つ。賞味期限は本日中と明日中。うれしい悲鳴の要減量のわたし。
そして先程、プレゼントにもらった服に着替えて、わたしとうにからのUGGの靴もやっとデビューさせてもらって、おたんじょうび会へ出かけました。どうぞたのしい夜を。













これチーズです。

これも。すきなコルシカのチーズ。










期間限定の特別なチーズ。Mont d'Or : モンドール。
日本で食べようとすると¥5,000くらいするらしいので、いろいろな角度からおいしさを思い出してみる。

クミちゃんの日記、彼女を愛するお友だちが、激務でヘトヘトの彼女を思いやって、玄関前にごちそうを届けてピンポンダッシュして逃げたっていうお話を読んでキュンキュンした。ぐっとくるー。
それでわたしもなんとなくParisのことを思い出して写真を見返したらチーズばっかりが目について…。

語弊があるかもだけど、Parisで、小学生みたいな距離感でみんなと一緒にいたなぁと思う。
今だと、誰かに会うには電話やメールで相手のスケジュール確認して、数週間前から予定を押さえて、っていうきっちりきっちりな風にしなきゃならないことが多いけど、電話もしないで、とりあえず家に行ってみる、とかそういうのよくやってた気がする。「〇〇ちゃーん、あーそーぼ」というスタイル。
お友だちのおたんじょう日にお花を買って、お家のドアにこっそり立てかけて逃げたり。貸していたお鍋が戻ってきたら、お鍋いっぱいのcoq au rizが入っていたり、椅子や器を借りに行ったりのご近所付き合いもあったし。

「今から会おう」って電話をもらって20min後にはその人が目の前にいるような距離に友達がいるのはほんとうにしあわせ。離れたところにいる友達に会いに行くのもたのしいけど、近くにいたらもっとたのしい。
海を越えて遠いとおいところにいる友達を思うと、ぎゅーっとそう思う。



博士が愛用の辞書で何か調べているところ。いつもこれを持ち歩いてたけど、初めてこれが博士のバッグから出てきた時は仰天した。真顔で「これ見るとなぜかみんな驚くんだよね」って言ってた。「何があったんだ?」って英語だかフランス語で見知らぬ人に言われたこともあるって言ってた。

そのうちに一緒におやつを囲みに会いに行きたい。

3 comments:

Kumiko said...

ほんとわたしたち、小学生レベルで愛しいです。
わたしは、なんとか地蔵の話をおもいだしたけど。。

確かにあの頃は、sans rendez-vous当たり前だったなあ。
日本に飽きたらまた戻っておいで。
sans rendez-vous上等、わたしんち、泊まればいい。

foolshow said...

博士の辞書、サイコーだね!!
そういうの大好き。
それをメインに素敵な物語が書けそう。

お母さんのUGGもいいねー。

keikolop said...

kumiko
くぅ、また泣けることばの数々!
クミちゃんのお仕事って体力使うじゃない、身体を思いっきり。その側面と、クミちゃんのものを観たり感じたりの静かで繊細な感性のギャップっていうかアンバランスって、むしろ超バランスとれてるんだね、きっと。

foolshow
でしょ、これすごいよね!
わたしも博士がバッグからこれ出すたびに、いいぞいいぞって思ってた。
今日もUGGはいてた。あったかいってさ!