Hello my friends. Hello stranger.

Monday 7 December 2009

wandering


これはCancale。博士とBretagneの旅に出かけたとき。

Cancaleでは山の上に泊まったため、この日博士は料理教室へ行くのに、始発のバスでも間に合わず、地図もなしに早朝徒歩で山を下ったのです。わたしが目を覚ましたときはすでに姿はなく。後で聞いたところによると、近道をするため、海岸沿いを下っていったそうだけど、前日その辺を散歩したら道なき道とも言える本格的な山道だったので、さぞかし大冒険だったことでしょう。


そしてわたしは朝ごはんを食べて、山を下り海を見に行くため、写真を撮りながら2hに1本ほどのバスを待っていました。
上の写真がバス停。本当にバスが来るのか、不安を抱えながら人っ子ひとりいない道で待つ。
この3枚はバス停からの眺め。
しかもわたしは事もあろうにこの旅に携帯電話を持っていくのを忘れてしまい、料理教室後の博士との合流はほとんど勘頼り。その辺りが余計に不安をあおります。この類の心細さって23歳のときの海外ひとり旅で初めて味わったものだと思うんだけど、自分が充分おとなの年齢だっていう事実や実感はまったく役に立たずに、ただの小さなこどもになった気分。










遠くにポチっと見えたのがだんだん近づいて、それがバスだと分かったときは本当にほっとしました。
山を下って、小さなちいさな町に着くまで乗客はわたしひとりだけ。










それぞれ違う表情の海。


おとなになっても突然すうすうと風が吹き抜けるように心細くなったりもします。
外国じゃなくても、散歩の途中や読みかけの本をテーブルに置いた瞬間とか思いがけずにふっと。

そういえば博士はすでにメルボルンでドーナッツの研究を終え、アデレードにいらっしゃるそう。
わたしもすばらしいドーナッツたちを食べてみたい。

そしてカオルの作品が劇場で上映されることに!こちらニュースに取り上げられた時の記事。
おめでとう!



2 comments:

kumiko said...

ああああ!
旅がしたい!!!

keikolop said...

kumiko
そうよね、今スーパー忙しい時期だもんね。ゆっくりしたいよね…。あぁ、クミちゃんの作ったケーキ食べたい。今食べたい。