Hello my friends. Hello stranger.
Saturday, 11 July 2009
6 heures
今週は毎日のように友達に会って、いろいろなことが起こって、随分長く感じる。
ベビーシッターとか勤務最終日とか、もうずっと前のことみたい。
そうして、水曜日から午前中3時間は英語、午後3時間はフランス語のクラスをとっていて、計1日6時間授業。英語のクラスは15人で、そのうち5人が外国人。わたし以外はフランス語ネイティヴあるいはほぼネイティヴで、英語よりもフランス語が苦手なのはわたしだけ。
で、休み時間や授業後のおしゃべりはもちろん、フランス語でみんな羽を伸ばしてるんだけど、わたしがフランス語に詰まって英語を口走ったりすると、1人だけかぶれてる人みたいになっちゃう訳です。なんか不思議だけど、日本人同士の場合で考えたらよく分かる…。で、そのおしゃべりがわたしにはフランス語のトレーニングにもなるのです。
クラスの仲間はたいてい各自の専門分野で自分の研究成果を発表する際や、国際的なコンフェランスなんかで英語が必要な人たち。フランスで、Parisで研究してても実際の現場は英語を使わなければならないことが多いんだって。わたしと同じ歳のArmelleはすでに大学で地理学と地政学を教えていて、自身の研究も続けてる研究者。他にも社会学や心理学や国際関係やいろいろな専門分野を持った人たちの中にわたしがぽつりと。
で、午後のフランス語はと言えば、Parisで仕事をしている外国人研究者が多くて、現場では英語で問題ないけどせっかくフランスにいるんだから言葉を学びたい、っていうような人たち。つまり、午前の人たちと真逆の立場。もちろん学生やおばさんもいて、国際色豊か。宗教や習慣はもちろんそれぞれだけど、みんなとても仲がいいです。
今イランで起こっている問題について日本ではどんな報道がされてるのかな。MJの ニュースでかき消されたんじゃないだろうか。同じクラスの65歳のイラン人のマダムは毎日manifestationへ向かうため15分早く教室を出る。 それをクラスのみんなと先生でBravo!!!と声を上げて見送っている。昨日は2,500人が集まったけど要求はまだまだ受け入れられないと、今日も話してた。
当たり前だけど午前中のクラスには英語ネイティヴがいなくて、午後のクラスにはフランス語ネイティヴがいない。でも午前のクラスでフランス語の疑問点が聞けて、午後のクラスで英語の疑問点が解決するという相互作用!お得!
午後のクラスはみんな外国人だから、みんなもわたしが日本人だと言う認識を持ってて、「日本ではどんな感じ?」といろいろなテーマで聞かれたりするけど、午前クラスはそれとはまったく違った雰囲気。授業もラテン語オリジンの言葉が母国語という前提で教えられるし、アジア人がそこにいる可能性は端から考慮されていないのです。いちばん上のレベルのクラスだからみんな問題なく英語を使えるんだけど、それでもフランス人にとって英語のどういったところがむずかしいのか、どんな部分でつまづいているのか、というのがよーくわかって、それもとても興味深い。
パリは今cinema festival。今夜はわたしが一目惚れしたかわいいかわいい女の子と映画を観に行ってきます。
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