le 14 juillet

le 14 juillet。
フランスは革命記念日で祝日。朝から大統領を先頭にした大規模な軍事パレードがあって、パジャマのまま生中継のテレビを、これすぐそこでやってるんだよねぇ、なんかうそみたいと眺めてたら、トリコロールの煙を出しながら戦闘機が飛び始めた。と同時にどこからか轟音が。びっくりして窓に駆け寄ったら、今TVで見たのと同じ飛行機がすぐそこを飛んでた。びっくり。何度も何度も飛んで来て、TVで上空からの、窓からは下からの眺めを交互に。

そして旗を見たくて凱旋門へ、この旗が悠々としている眺めはフランスかぶれにはぐっと来ます。
強い陽射しでも湿気はゼロ。心地いい風が吹いてて、気持ちいい時間でした。









もう一つのびっくりポイント。お家を出たら目の前に数々の戦闘機。昨日の夜はなかったのに、いつの間に。よじ上ったり中に入ったり自由にしていいって。しばらくぼーっと眺めてたら隣にいたおじいさんに「これ、何に使うか知ってる？」って言われて、きょとんとしてたら「戦争だよ」って。こどもだと…思われたのかな…。








昨日の前夜祭と今日は消防士さんのパーティがあちこちの消防署で開かれています。エッフェル塔では花火が上がるけど、目眩がするような混雑は想像に難くない…。22h過ぎ、Mariaたちから20分後に待ち合わせね！と電話が来て急遽出かけてLes Halles裏の消防署に着いたら、こんな感じ。
消防署の中が完全にパーティ仕様で、特設ステージではバンド演奏、各部屋はそれぞれディスコ風に。で、消防士さんがバーカウンターで飲み物を作ってたり、踊ってたり。

そしてある曲で、みんなが突然マディソン・ダンスを踊り始めたのです！

だいすきな映画、Bande à part（邦題：はなればなれに）でAnna Karinaが踊るあのダンス。

Mariaもあ！って反応したので、ふたりともその映画が好きなことが判明。若い人だけじゃなくておじいさんやおばあさんも、さまざまなリズムの曲で踊るおどる。

奥の部屋では消防士のストリップが…。とても素人とは思えないような滑らかな動きでそれはそれはセクシーに踊っているのです。もちろん本業は消防士だから、脱いだところで申し分ない身体な訳で、彼の一挙手一投足に歓声が。脱ぎかけのシャツやベルトを上手に使って、感心するほどのダンス。わたしたちもみんなでキャーキャー言いながら釘付け。



これがその様子…。ここ、消防署なんですけどね。普段何に使ってるの？って部屋ばっかり。
右端の高台で踊ってるのが今日のストリッパー役。
雰囲気も良くて、想像してたよりも期待以上で思ったよりもずっと楽しめました。
わたしたちは24h30頃に会場を後にしたけど、まだまだお客さんの列は絶えず、消防士のみなさん明日はみんな眠い目をこすりながらお仕事かな…。