Hello my friends. Hello stranger.

Tuesday 2 June 2009

je veux un nouveau parfum.

祝日の月曜日。
午後、おなかを空かせてお家に帰って来て、白いアスパラと緑のアスパラと昨日煮たレンズ豆とで作ったパスタを遅いお昼ごはんにしました。クルクルっとなってるショートパスタで。

夕方にまた出かけて、帰りがけにお家のすぐそばのカフェで休憩。仕事のない日はあまりメトロやバスに乗らず、たいてい歩いて出かけるんだけど、そうやってどこかから帰って来る時に、ものすごくほっとするポイントがいくつかあって、たとえばあの角を曲がった時の眺めとか、この通りの横断歩道を渡る瞬間、とか。あー、帰って来たーって安堵して、心からくつろげる感覚に包まれて、そのたびに切ないようななつかしいようななんとも言えない気持ちになる。



思いがけないところで「そうだったのか」って気づくことってある。気づくというか、分かるというか。なるほどーと。で、昨日まではこれを知らずに生きてたのかと思うと、発見できてよかったとふぅと息をつく思い。例えそれがずいぶん遅い発見だったとしても、気づかないままよりはいいって思って。その発見の順番ってきっと人それぞれで、だから意見の違いもあるし、誰かとの会話の中で気づくこともあるんだろうね。あ、それまだ見つけてなかった!って。で、ある人はあることに一生気づかないままだろうし、気づかないうちはその存在すら知らないわけだから、それなしで成り立っている世界に生きているということになる。もちろんわたしも。見つけたいものも、気づきたいものもそれぞれだから、みんながそれぞれの世界に暮らしてて、でもたまに同じ発見を持ってたりするときは、その世界がちょっと繋がる感じ?

いろいろなことが分かれば、善・悪、美しい・醜い、幸せ・不幸なんかの基準というか判断がしっかりしてくると思ってたんだけど、むしろそれがどんどん曖昧になっていってることをよく考えます。で、時々それを頭の中で整理してみようとしぼりこんでみると、びっくりするほど当たり前の、ありふれて月並みの答えが残って、巡りめぐってここ?ということになる。

今日高慢ちきパン屋に入店した瞬間に、女主人 (ボス) よりも手強いと踏んでいるレジ奥にいたvendeuseの女の子に「demie tradition?」と言われそれを買ったら、おつりをもらう時に初めて笑顔でmerciと言われた。個人的にepoch-makingな出来事です。これは。

※昨日はKaelenのおたんじょう日。30代の仲間入りということで、わたしはなぜかとても満足した気分。



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