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Thursday 30 April 2009

Le Chardenoux










今日は博士が予約を取ってくれたLe Chardenouxへヨシコさんとわたしと3人で食事に。今年1月にKaelenとも行ったCyril Lignacのレストラン。前回よりもずっと照明が明るくて、店内もにぎやかで活気にあふれていました。つきだしは豚のリエット。アペリティフにわたしはPêche、桃のKir。そしてEntréeにモリーユ茸のソースのかかったアスパラガス。そしてPlatはChou farci。Desertはババといちごのシュークリームを3人でシェア。メニューを決めるのにずいぶん時間をかけちゃったけど、他2人の前菜とメインのおすそわけもおいしくて大満足。23時頃にレストランを出てお家まで3人で歩きながらもおしゃべりはとまらず。月曜からこの3日間、普段の粗食に比べてずいぶんと刺激的な夕ごはんが続きました。










わたしの両親はおいしいものが好きな人たちだから小さい頃から外食も多かったし、うなぎならあそこ、お鮨ならここ、イタリアンならどこ、とだいたい食べるものによって行くお店も決まっていました。それぞれが自分の友達と新たなお店を開拓することもあって、好みもだんだんと変わっていくけど、でもおいしいものを食べるといつでもどこでも、今度連れて来てみようかなってよぎる。そして今は、nmiとかうにとか、いろんな人の顔も浮かびつつ、あの子ならこれきっと気に入るだろうなぁなんて思いながら、日々さまざまな食べ物に出会っています。

博士とヨシコさんの食にたいする意識とか姿勢とか、もうそれはすでに思想みたいなものだけど、どこをどう聞いてもおもしろくて、果てしない。博士なんか他の誰もやってないような研究テーマの元に生きてるし、今まで出会ったことのない視点から世界を観察しているその様子は、となりにいても驚きの連続です。

そうして今週の月曜日、5日振りに博士に会った時に「ひさしぶり」のあいさつの後の「ちゃんと食べてた?」の一言がじんわり染みました。何度も何度も繰り返すけど、Parisに来てから博士に会うまでわたしは食べることをおろそかにしていたせいで、髪も肌も爪もしょぼくれて、今のまるまるとした状態からは信じられないけど、体重は30kg台に落ちたみすぼらしい状態だったのが、そこからぐんぐんと元気になって、新しいお家を見つけて引っ越したり、毎日の仕事に奮闘したり、今まで知らなかった新しい発見の連続の日々となって、文字通り生き返りました。そんな命の恩人みたいな博士とのお別れも日に日に近づいていて、ちょっとずつ淋しさも増して来ているところ。

2 comments:

nozomi said...

おいしそうな食べ物満載で見ているだけで、おいしい!
そうそう、私もこれはケイコに!と思ったお菓子を発見して、今日ほんのちょこっと送りました。ケイコが旅立つ前に届くかなあ。。。

keikolop said...

nozomi
届いてー!
たのしみに待ってる!こちらもまた送りました!