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Wednesday 29 April 2009

boucherie moderne

日が射したり曇ったり、あられや雨が降ったり、大いそがしの空模様。こんなにぴかーっと晴れているけど、雨がザアザア降っています。ずぶぬれ。










お家の近くに、ちょっとやそっとじゃない、相当の男前が切り盛りしているお肉屋さんがあります。しかも3人。それはそれは気持ちいい働きっぷりで、まず清潔感と知性があふれている3人なのです。動きにムダがなくすばやく、かといって注文を急かすわけでもなく、きびきびと3人で見事な分業体制で接客してくれます。焼き方や火加減を聞いても即座に答えてくれるし、大きな紙幣で支払っても嫌な顔ひとつせずに、一瞬でおつりを暗算してくれる。こう書くと当たり前のことのようだけど、そのひとつひとつの仕事に品があるのです。雑な感じがまったくない。わたしたち3人は彼ら目当てでこのお肉屋に通い詰めている人だっているに違いない、とにらんでいる。

昨日に引き続き、今日も博士とヨシコさんと夕ごはん。お肉屋さんで買ってきたの は、ソーセージとローズマリーたっぷりの羊と、トマトファルシ。ファルシは男前の指示通りオーブンで30分。その他のお肉はヨシコさんが絶妙な焼き加減で 仕上げ。そして付け合わせにわたしが持参したインゲンとキノコをおいしく料理していただきました。博士はじゃがいものピュレを作り、わたしはサラダの係。 お肉を焼く度に、肉汁とフライパンの焦げを生かしてワインやエシャロットなんかで魔法のようにおいしいソースを誕生させるヨシコさん。今日もまた豪勢な食 卓。ワインがすすみます。















デザートはいちごとサブレと高慢ちきのReligieuse。

普段、お肉を主役にするような食事をほとんどしないから、力強い噛みごたえと味わいは久しぶり。しかもお肉屋さんのお肉はそのおいしさもひとしお。脈拍が強くなったような気さえする…。ワインのせい?あんなすてきなお肉屋さん、わたしも行きつけにしたいけど、何せお肉だからな。滅多に食べないしなぁ。あぁ、あれがパン屋さんや八百屋さんだったら!明日から毎日通うのに。

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