Hello my friends. Hello stranger.

Tuesday 28 April 2009

15









Parisから
はるばる電車と車を乗り継いで美食の旅から帰還した博士とヨシコさんにお呼ばれして、すべてGrand Epicerieでそろえた食材でのお夕飯。贅沢だなぁ。訪れた大自然の中の3つ星レストランのスタッフが呆気にとられるようなふたりの旅程と、食べこなしてきたおいしい料理とお菓子のいろいろはすでに現実離れした夢の世界という感じ。フランスに住んでいる人でさえ、一生に一度行けるか行けないか、いや行けないだろう。というようなレストランを連日はしご。Chocolatの名店や村のお菓子屋さんでのお買い物。そして3つ星レストランでのお料理教室。ふたりの食に対する情熱ったらもう。そして、これもまた名店のChocolaterie、Bernachonのおみやげをいただきました!いつどんなタイミングでこれをおやつとしようかな…。

オリーブもチーズもワインもそれはそれはおいしくて。同じコンテでもこんなに味が!ちがうの!と一口ごとに思い思いの感想を述べながらの夜ごはん。










サーモンのパスタ。クリームはECHIRE。上にウイキョウが散らされています。そしてここにトッピングでSaint Maloの海藻バターを絡めたり。ブルーチーズをカイザーのぶどうバゲットにのせたその上に、アプリコットのジャムをプラスしてみたり。デザートにNantesのチーズ屋さんPascal BeillevaireのPetit Potと地方のお菓子。「明日はお肉の予定だから今日は軽めにするつもり」という事前情報だったんだけど…。
優雅なお夕飯、おなかいっぱいごちそうになりました。

最低限の常識とか経験とかそういうものを抑えた後は、年齢って一般的なその数字のイメージよりも、実際にその人を取り巻く人々や環境によって、どうにでも浮遊するってことをこのふたりといるとひしひしと感じます。このふたりの15歳の歳の差が、15年っていう時間の長さそのものとはまったく異質のもので、本当のほんとうに気に入ったもの、たとえば本や服や絵や靴なんかを見つけた時は、それが高いのかどうかの判断基準が一瞬で飛んじゃうような感覚と似てるなぁと思う。15年とか、10万円とかその数字は動きようのない絶対的なものなのに、ある時は、それがまったく意味を持たないただの記号でしかなくなる。そういう感じ。

2 comments:

p-p said...

うらやましい~
楽しそう~

その場にいたら、ずっと、興奮して
大変そう

keikolop said...

p-p
ね、この2人はすごいんですよ。もう食に対する思いと言うか思想と言うか…。とにかく美味しいものを食べまくってるここ最近です。