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10才用の服がピッタリなんだから当たり前だけど、こちらのジムのマシンはどれもわたしには大き過ぎるものばかり。みんながまたぐところをわたしはいつもくぐっています。完全に大人にまぎれてこどもがちょこまかしてる景色です。とにかくマシンジムで自分が200%完全に浮いていることはよく分かります。みんながわたしを見てぎょっとしてるのはひしひしと感じる。日本で通っていたジムのマシンも大きかったけど、背中やおしりに敷くクッションがいろいろなサイズで用意されていたから、それで自分にぴったりなサイズに調整して使っていました。こっちにはそんなのもちろんないので効果半減なマシンはもちろん、「届かない」という理由で使うことすらできないマシンもいくつかあります。コーチがお手本を見せて「さあ、やってごらん」と譲られるも、フォームうんぬん以前にわたしがさっぱりグリップに手が届かなかった時のコーチの顔はなかなか見物でした。

コーチの作るメニューも日本では例えば20回×２セットだけど、こっちでのメニューは3回×10セットとか。え、10回×3セットじゃなくて？って確認したけどそうじゃないんだって。それって…なんだか効率悪い気がする…。そして最初のランデヴーの時に身長と体重を聞かれてびっくり。スポーツジムなのに、ここには体脂肪計どころか、体重計すらないのです。だから自己申告。そしてコーチは全員もれなくスキンヘッドです。なんでー。そして黙々とトレーニング、という姿はあまり見かけないです。やっぱりここでもみんなずーっとしゃべってる。あーでもない、こーでもないと延々としゃべってる。

週末Kaelenと一緒にいて痛感したけど、やっぱり日本語ってまだまだ”秘密の言語”。ふたりの普段の英語の会話だと周りに内容がわかっちゃう可能性大だけど、それを日本語に切り替えれば一瞬で暗号になる。便利！

いつもの高慢ちきパン屋で買って来たガレット・デ・ロワ。おいしかったー。