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Monday 19 January 2009

chocoholic

今日はお仕事の後、Art MarketやCultural Events Production and Managementのコースを持つIESAという私立の大学の講座を飛び入りで受講しに行きました。その名もUniversité du chocolat。Université du théやUniversité du caféを受講している博士からchocolatもあるよと聞いてあわてて申込み。しかも今日はいつもの教室での講義ではなく、Jacques Geninと いうショコラティエが3区にオープンしたばかりのchocoraterieで、彼のお話を聞くというもの。もちろんdégustation(試食)つき。 わくわくしつつお店に着いてみれば、チョコレート屋さんとは思えないクリーンで広々とした店内。2階のぴかぴかの厨房で大理石の調理台を囲んで早速試食を しながら、お話を聞きます。一つ食べては、何が入っているのかをみんなが口々に推測。貴重なその素材をシェフが惜しげもなく披露。マダガスカル産の€298/kgのバニラはもう、本当に鼻が曲がるほどの香りで、わたしは顔をしかめっぱなし。企業秘密は、秘密のレシピはないのですか?というほどにシェフがすべてを見せてくれて、みんなも矢継ぎ早に質問攻め。次々とまわってくるチョコもみんなスイ スイと平らげる。わたし、アマチュアですらないただのチョコ好きで、シェフのお話も30%くらいしか理解出来てないけど、この状況がどれほど贅沢なものか ということはしっかり実感できました。

これは材料としてのチョコレート。64%、66%、70%と3つ食べ比べたけど、どれもまっっったく違う!

キャラメルも。
これはお花の風味の。


これはショコラじゃなくて、ゼリーみたなの。ショコラまみれで、これですらさっぱりしてると感じるのです。
これ、プーアール茶と烏龍茶だったかしら…

これはたしかFramboiseの。



中央の白衣のムッシュがJacques Genin
最後にヌガー。ピスターシュ!

ただのショコラじゃなくて、こんなに選りすぐりの素材で作られた濃厚なものだと、食いしんぼうのわたしでもさすがに限界が…。鼻血が出るどころじゃなくて、なんと食べている間に頭痛がするほど!まわりのみなさんはおかわりしていたくらいだけど、所詮チョコ好きの日本人とフランス人とでは生まれ持ったショコラ許容量がこれほどまでに違うなんて。おそれいりました。

終わってみれば、すでに22時前。身分不相応な質と量を摂取したため、お家に帰り着いてからも目眩と吐き気がおさまらず。(わたしの場合、もともと血糖値のコントロールがうまく働かない体質なこともあって)


夜中、ショコラの食べ過ぎで気分が悪いのと、その覚醒効果で朝までまったく眠れず。ショコラに酔うってこういうこと?何にしろ貴重な体験であることはたしか。英語版だと"Amateurs and professionals alike are invited to come and learn, taste, dream and relax on the benches of the University of Chocolate"なんてあったけど、dreamなんてほど遠い!むしろnightmareだわ。何事も度を越すとろくなことがないってこと、よくわかりました…。

2 comments:

Anonymous said...

分かる分かる!分かるー!

チョコってさ、食べたい!ガリガリ猛烈に食べたい!って時に食べてると、つい食べ過ぎるのよ・・。で、その後後悔する程の胸焼けとめまい・・。私だけじゃなかったのね!

ほどほどなんだよね・・何事もね、、

keikolop said...

yasucon&nei
そうそう、そんな感じ!でもわたし結構食べれるんだけどなぁ、あの小粒にやられるとは相当な威力です。今だ復活出来ず。己を知れという感じ。

そうよね、ほどほどよね…。