Hello my friends. Hello stranger.

Tuesday 23 December 2008

3 years ago


たとえば政治とか、教育のしくみとか、資本主義だとか、そういうのをどう感じてる?どうしたら世界はもっと良くなると思う?というようなことを、昨日食べたビスケットのことや、この前降った雪の話と同じ意識で話し合える相手がいるかどうか。わたしにはそういう人がいてくれてほんとうによかった。


Mark Bothwickの最近の言葉を読んで、そう、やっぱり世界は崩れ落ちようとしている、と再認識すると同時に、それを悲観してばかりの自分がまさに光に包まれるような心持ちになったのは、この時代をすばらしい瞬間と言いきれる彼の勇気のせい。





2005年のお誕生日。わたしは彼の音楽と言葉を聞いていて、こんなこどもと仙人が1人の人のなかに同居しているような人がいるなんて、とあっけにとられてた。早めにギャラリーに向かって、うにと一緒に彼に話しかけて、ふたりで作った作品を手渡した時、「ありがとう」と言ってくしゃくしゃの笑顔でハグとビズをしてくれて、その瞬間にひたすら「憧れの人」だった目の前の男の人が、あたたかい体温を持った「実在の人」になった。


あれから3年半が経って、わたしはどうだろう。あの瞬間、なんだか急にたくさんのことを決意したような気がするけど、果たしていったいどれくらい形にすることができただろう。

「これからは”母性”に依ったより女性的な社会へと変わっていくべき」

たくさんの人がそう思っているはず。でもそう言いきれる男性は少ないような気がする。
そして実は、彼の言葉や作品に息をのむのと同じように、わたしにはうにの何気ない一言にほとんど涙ぐむような瞬間がしばしばあるのです。

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