Hello my friends. Hello stranger.

Saturday 4 October 2008

Alice

目覚めて時間を見たら、なんと12時間睡眠!授乳のために数時間置きに夜中も起きているママになったあの子やあの子や、あの子のことを思うと、申し訳ない気すらしてくる…。ただ、そのおかげかカゼの兆候なんてゼロ。あの寒さでびしょぬれになりながら何ともないなんて。

お家の中庭に抜ける廊下のタイル

別の模様

午後、今日こそ!とあたたかい服(毛糸希望)を求めて出かける。
Bastilleまで歩こうとしばらく行くと、大好きなモロッコ雑貨のお店発見。しかもセール中。大量のバブージュやランプ、食器にクッション。じっくり眺めたけど、今日の目的を果たすため、何も買わずに外へ。きっとノゾミと一緒だったらがまんできなかったはず…。そのまま歩いて、ふと気づいた。この辺り、北アフリカのたべものやいろいろのお店が多い。


街並もそんな感じで、ちょうどさっきの雑貨屋さんが境目かも。Boulangerieもチュニジアに特化したものを扱ってたりで、北アフリカに憧れを持つわたしにはなんて魅力的な地区。ここはあらためて攻める必要あり。


さて、服。昨日ことごとく自分が着られるサイズがないことに思いのほか落ち込んだ。なので、ここなら、とGAPに入ったのに、ここでも玉砕。XSでもどうにもならない。何着試着しても大きい!そんな! 奥の手としてこども服コーナーで、男の子用のジャケットを試着するもやっぱり大きくて、どんどんサイズを下げて、ようやく着られるものに当たってサイズを見たら、8~9歳用…。ヨーロッパに暮らしている限り、わたしは8歳レベルのサイズなの…?なんだか自分の体がどんどん縮んでいるような感覚で、まるでアリスのような気分。結局XSでも大きかった"丈が長めのウールのベスト"を、開き直ってLサイズで試着し、それをミニワンピースとして買いました。こんな強引な妥協案…うわーん。また1週間、薄着で乗り切ろう…。



夜、友達とBleという麦を使って、ごはんを作る。初体験。生のまま、野菜やお肉と炒って、それをパエリアのように炊き込んでみる。おいしい!!ビールと一緒に食べて、深夜、Nuit Blancheに向けて出かける。一人で楽しむNuit Blanche。まずはTony Ourslerの作品を観るためにGare de Nord(北駅)へ。この辺りは治安が良くなくて、夜は出歩いちゃダメってCamilleにもよく言われた。でも今日はお祭りみたいなもので人出も多そうだし、Tony Ourslerファンとしては見逃すわけにはいかない。案の定たくさんの人が作品を観に来てたし、それほど悪い雰囲気じゃない。駅に映像が投影されている。これは長時間観ないとどんな作品か分かりづらいのかもしれない。今日防寒具さえ手に入れていれば、じっくりと鑑賞できたのに…。



metroで移動して次はGare de l'Est(東駅)へPierrick Sorinの作品を観に。これはとっても良かった!アーティストが絵の具を垂らしているその画面が、駅正面のホテルに投影されて、まるでホテルに絵の具が塗られているような外観に。どんどん色も質感も変わって飽きずにずーっと観ていられた。ここでBrusselsのKaelenから電話。あちらも今日はNuit Blanche。いつもは静かなBrusselsも今日は大晦日のような盛り上がりだそう。

そこからサン・ジェルマンに移動して、Patti Smithに挑んでみるも、もう見渡す限り人・人・人の大行列。身動きもろくに取れず、この壁一枚向こうで今彼女は歌っているのね…とあきらめる。Paris中に数えきれない程たくさんの作品がある今夜、結局わたしはほんの少ししか観られなかった。それでも、大人もこどももおじさんもおばさんも、フランス人もドイツ人もイギリス人も日本人も、みんながそれぞれのスタイルでアートを楽しんでいる今夜は、ただ街を歩いているだけでもとても開放的な気分で、すごくしあわせな夜だった。

2 comments:

Anonymous said...

忙しくて、最近みてなかったけど、
笑っちゃった  XSでも小さくて、8歳までなってるんだね

モロッコ雑貨私も大好き
でも、メキシコもすこし好き

最後の写真きれいだね~

keikolop said...

p-p
超ショックだよー。
もう船便が早く届いてほしい…。

メキシコ!それは盲点。
色がくすんでてもきれいだよねぇ。
憧れるー。

うん、最後の写真の作品すごく気に入ったんだ。