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Wednesday 20 August 2008

ville d'eaux

昨日、母と妹と箱根へ。お昼前に箱根湯本に着いて、箱根彫刻の森美術館へ向かう。暑さと紫外線が気掛かりだったので、ポーラ美術館にしようと思っていたら、出発前日に以前彫刻の森美術館でバイトをしていたという方から「箱根は夏でも風が涼しくて、木陰などは過ごしやすい」などなどとても親切なアドバイスをもらったので、やっぱりそちらへ行くことに。突然の質問に、本当に丁寧に回答をいただいて助かりました。おかげで念願のいろいろな作品を観ることができました。
陽射しは強いものの、風が吹くとすーっと涼しくて、途中休み休みで、奥の奥のピカソ館までたどり着くことが出来た。絵画館で、ロダンやロッソ、ジャコメッティも観れた。たっぷり3時間かけたけど、全部は観て回れなかった。それでも母と妹も楽しめたようで何より。
わたしの希望でホテルではなく旅館に宿泊。お夕飯の時間が早いので、夜はゆっくり本を読んだり宿題をしたり…と思っていろいろと持って来たけど、荷造りやいろいろな準備の手つかずな感じが心のどこかでずっしり重くて集中できず。お部屋で食事をとった後、わたし以外のふたりは疲れていたようで9時前にコトリと眠ってしまった。
そうして今日は大湧谷へ、電車とケーブルカーとロープウェイを乗り継いで、そこからもくもくと湯気のたつお山をしばらく登る。山はほとんど日陰もなくて、ズキズキするような陽射しなのに、風が冷たくて鳥肌が立つほどに寒い。寒がってるのはわたしだけだったけど。
この間こっそりと衝動買いしてしまったお買い得だった靴をこの旅行でおろしたので、案の定ちょっと靴擦れしたけど、これでだいぶ履きなれたのでよかった。24時間以上家族と一緒にいるなんて何年振りだろう…。一泊って思っていたよりもずっとずっと長い。

Jean-Philippe Toussaint 「浴室」読了
とてもよかった。すっきりあっさりで。すごく好きな感じ。
○村上春樹 「レキシントンの幽霊」
旅行で読む用に借りたので、移動中に読むのにぴったりだった。

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