
AtomicGreenの秋冬の展示会へ。
明治時代にたてられたという洋館。
宝石のような靴があちこちに転がっていてつらい。
Paris行きに備えて、お財布の紐はきゅっとしめておかなきゃいけないのは承知なので、そのつもりで来たけど。
やっぱり目の前にすると…ましてやあれもこれもと試着してしまうと…。
いつの間にか、何色にしようか悩んでたりする。

普段なら絶対オーダーしちゃうところ、奇跡的に我慢できたのはノゾミも我慢の子だったから。
柔らかくて軽くてあたたかい、あのブーツが欲しかったけど、なんとか堪えることができた。
今年の冬も去年のAtomicGreenのブーツで乗り切ろう。
我慢の心で靴を遠くから眺めるノゾミ。 あぁ、どれもすてき。

22.0cmから作ってくれるさっちゃんがデザインする靴たちは、
足の小さいわたしには頼れる存在だ。
さっちゃんが撮った、会場の風船に埋もれるわたし。
座敷わらしのよう。

お店を出た時に、ノゾミが道に見つけて拾った花のかたちの小さなボタンみたいなキラキラしたのを「ちょうだい」と言って、すぐにもらっていたうに。
ずっと前に、ライヴペインティングは人の部屋の片付けを見せられてる気分って言ってた。 すっごく好きなアーティストの時は別だけど、
わたしもそう感じるときがある。
4年前、モームの「月と六ペンス」を読んだときに、 普段思ってたようなことが書かれてたところがいくつかあって、これは、と思ってとっておいた。
最近読んだ銀色夏生のエッセイにも、同じようなことが書いてあって、あ、また。と思って、 久しぶりにモームの方を読み返してみたら、ふむふむと再び深く同感。
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