Hello my friends. Hello stranger.

Monday 7 July 2008

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昨日、時間をあらかじめ決めておいて、Jean-Philippeと電話で話した。
同居中、わたしが日本に電話をかけやすいようにと、ネット&電話の年間契約を別のプランに変えなくちゃって言ってた。日本にいる友達や家族との電話はskypeでできるから、そのままで大丈夫って言ったけど、いろいろと考えてくれるのはとてもうれしい。わたしはまだまだ思うように話せないし、わかりづらいところは何度も繰り返し聞き直さなきゃいけないけど、忍耐強くそれに付き合ってくれるのもありがたい。

会ったこともないフランス人の男の人と一緒に住むって、その情報だけ聞けばやっぱり気掛かりなところがあると思う。同僚も友達もうにも、お母さんもみんな正直戸惑うし、大丈夫?って心配をしてくれる。
もちろんわたしも、彼との同居を決めるまではいろいろと不安に思ってたし、
今でもまったくない訳じゃない。


でも、先週彼から来たメールに「数日前、会ったことのない日本人女性を1年間同居人として受け入れることにしたって友達に話したら、みんなものすごく驚いてたよ」とあったのを読んで、はっとした。

わたしが不安に思ったり心配するなら、彼も同じように感じているのは当たり前だった。
だって、お互い会ったことがないから。それぞれについて知っていることはまだまだほんの僅かだから。
自分が安心させてもらおうとばっかりしてちゃダメだ、Jean-Philippeのことも安心させてあげなくちゃいけないんだってやっと気づいた。

わたしがどんなことに情熱を持っていて、どんなことに興味があって、どんなところに暮らしてどんな仕事をしているのか、Parisに来て何を目標に過ごして、何をやり遂げたいと思っているのか、彼がいつもいつもそれを知りたがるのはまったくもって当たり前のことだった。これから一緒に住む人だもの、わたしはどんな人間なのかちゃんと伝えなきゃ。

もし、もしも彼との同居が上手くいかなかったとしても、きっと後悔しない。
まだ一緒に住み始める前から、たくさんお世話になってるし、何よりたくさんの人の中から、仕事も決まっていない謎の日本人であるわたしを選んでくれたこと、そしてわたしの伝える言葉や撮った写真、そういったものを信じてくれていることに感謝してる。遠い異国にいる見知らぬ誰かとこうやって知り合えたこと自体、貴重な経験だ、きっと。

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