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Tuesday 17 June 2008

une colocation


毎日毎日、Parisのお部屋を探している。 いくつか良さそうなお部屋発見。 今あっちにいたら、実際にお部屋や近所の様子を見てすぐに決められるけど 今わたしはここにいるから、夢見がちなフィルタをかけて選択するより他ない。。。

・おじさんの家
これは新たにフランスの住居探しのサイトに登録しておいたらコンタクトがあったもの。
サンマルタン運河近くのバルコニー付きのアパルトマン。 演劇の仕事をしているおじさんはParisのアパートを留守にしがちだし、一部屋空いてるので、という申し出。おじさんなだけあって(といってもまだ40歳)、すごくしっかりとした丁寧な文面で思いっきり信用できそう。やり取りはフランス語で、自己紹介もかなり細かく、元教師だそうでなんか納得。 送ってもらった写真は、今までに見たどのお部屋よりも美しくステキなインテリアの室内! 女性っぽい色使いでおじさんっぽくない!へーと感心して眺める。条件的にも非の打ち所がない。

・おばさんの家
これはmixiのアノンスで見つけて、持ち主のスイス人マダムに直接フランス語で連絡をとったもの。
一人一室ずつでサロンやキッチンは彼女と共有だけど、マダムは月の半分はいないらしい。なのでその間は一人になる。9月から入りたいと言ったら、8月から入れる人がいいと返ってきたけど、銅版画をやっているマダムはわたしのプロフィールに興味を持ったらしく、7月の終わりに来て、夏のParisを楽しめばいいじゃない!もしそうしたくないなら、他の入居希望者の返事を待つけど、とメールがくれたけど出発時期はずらしたくないので。 馴染みのない地区だけど、住むにはいいところで、ここも条件に不満はなし。 ただお部屋の写真が見られてない。

・女の園

これもmixiのアノンスで発見。5部屋ある大きなアパルトマンで、今女性が3人住んでいて2人募集中。
フランス語で直接連絡を取り合ってるのは、とってもサンパなフランスと韓国のハーフの女の子。 他二人はParis在住歴の長い韓国人。お部屋の写真は確認済み。 アメリカンタイプのひろーいキッチンがあって、シャワーとトイレがそれぞれ2つずつ。 空き部屋はメザニンベッド(二段ベッドみたいなの)と机、本棚がある。ベッドは崩してもいいらしい。 実際の暮らし方は和気藹々かもしれないけど、無人の写真からはうっすら寮っぽい印象。うっすら。 大家さんは今すぐ入れる人を探してるので、もし9月まで空きがあったら、という感じ。

・入れ違いの家
三度mixiのアノンスで発見。mixi大活躍だ。
2部屋あるBastilleのアパルトマン。借り主のフランス人男性がワーキングホリデーで日本へ来るので空き部屋に。わたしと入れ違い。もう一つの部屋に11月まで女性が住んでて、彼女が出た後、12月からは借り主の部屋は閉鎖(!)して、実質1部屋&キッチン&バスルームで一人暮らし。 これは上記3件と違って、光熱費別なので、節約しないといくらでも支払いが上がる! でも光熱費が上がらないテクニックがあるらしく、それを伝授してもらえるらしい。 借り主が7月に一度日本に来るので、そのときに鍵やら書類の受け渡しができるらしく、それはなんだかとっても心強い。見つけたその日にいろいろやりとりができて、ぜひケイコさんに!と言ってもらえてスーパーうれしい。でも、光熱費別がやっぱり心細い・・・。 と伝えたら、なんと家賃を値下げしてくれた!
親身になってくれて本当にうれしい限り。



残念ながら落選のお家
・Parisじゃない家
「おじさんの家」とは別のサイトに登録していたところに来たコンタクト。
Paris市外だけど電車で12分でParisの便利なとこまで出られるところで、お家は広くてとってもきれい。 大人のカップルが住んでいるアパルトマンで一部屋空いてるよと連絡が。 すごーく安かったら候補だったけど、そうでもなくて、1年きりの滞在だからやっぱりParis市内がいいなぁということで断念。

・魔法の家
これもサイトからコンタクトがあったところ。
パリ政治学院というフランス屈指のエリート校に通う女の子からドイツに1年留学するので、その間お部屋を使っていいという連絡が。 好きな地区で、お部屋も広そう。今は一人で住んでるけど、2部屋あるので、来年からは彼女の友達が1人入居予定。なので、わたしが入った場合、年内は一人暮らしで年明けからその子と二人暮らし。 サイトに登録してすぐの初めてのコンタクトだったし、日本人どころかアジア人もあまり見かけないサイトでなぜわたしを?という疑問とお部屋のあまりの条件の良さにすっかり舞い上がっていたわたし。 フランス人の女子大生との同居もとても楽しみで、メールをやりとりしながら、心はすっかりこのお家に決まっていていろいろ細かいことを聞く。 そして、お部屋の写真を送ってくれるという約束だったので、ひたすらそれを待っていたところ。。。 10日ばかり過ぎた頃、あっさりとしたメールが。(来年入居予定の)友達が一緒に住む子を見つけたって。部屋探しがんばってね。と。
ガーン!そんなー!そんなことがあるなんて・・・と白紙になったことに自分でもビックリするくらい落ち込んだのでした。
ある時空から降ってきて、それに夢中になってたら、泡と消えたまるで魔法のようなお家。


お家探しをしながら思うのは、これはなんだか恋愛のようなものだということ。 上から5件のお家はぜーんぶ、魔法の家が泡と消えたがっかりから復活してから見つけたもの。 もうあなたしかいない!と思ってたのに、失って、もう何もかもダメだわなんて思っても、あきらめずに冷静に、どうしてこうなっちゃったのかしらってよーく考えているうちに、気づいたらステキな人が隣にいた、というような感じ。
今はおじさんの家と入れ違いの家に絞っている。


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