Hello my friends. Hello stranger.

Saturday 22 May 2010

recipe


クルミのベーグルとオリーブとトマトのリュスティック。
これとリンゴがこの日のお昼ごはん。
週の半分くらいは近くの大学の学食に行ってる。社食って呼んでる。

大学生がみんな、頭のてっぺんからつま先まできらびやか。
肌もピカピカで超フレッシュ。10以上年下の子もいるわけで。
大学生ってこんなに子どもだったけ…と思いながら、みんなとにかく楽しそう。


毎日キーっと怒ってることが多くて、もっと穏やかに落ち着いて過ごしたいし働きたいんだけどなかなかそれができない。
週末のうきうきを感じる余裕すらなくなってるのが悲しくて、金曜の夜は突然だけど博士に声をかけてお茶を。
夜だし、週末だし、お酒を飲んだりご飯を食べたり、っていう選択肢がまずあるんだろうけど、博士とコーヒー&甘いものを選んでそれを楽しみながら、久しぶりにあれやこれやお話。
いつも博士のお家でDecafを入れて、ビスケットをつまみながらいつまでも延々と喋ってたその習慣もあって、博士と会うとコーヒーが飲みたくなる。


Parisで遊んでたときは、家もすぐ近くだし、それぞれお互いが何に一生懸命なのか、何に取り組んでいるのか、何に悩んでいるのか、それが手にとるように分かった。その日に何あったかまで。
そして今、日本でトーキョーでこうやって会ってみて、今はそれぞれ別の日常とリズムで生きていて、その中で何を思って何にぶつかっているのかを話してみる。

そうしてほんとうに驚いたのは、博士の頭の良さ。
わたしが1話すと10を理解する。
それが愚痴でも、どうでもいいくだらない話でも、博士とはまったく接点のない世界の話でも。
それはこういうことだね、その人はこういうところがあるね、その場合はこうしたらいいんじゃないかな。
博士がひとつひとつ解きほぐしてくれる。
わたしがギュウギュウに固く固く結んでしまったような絡まってる部分を。

彼女の深い知識にいつも感心して、偏見のないまっすぐなものの見方を尊敬して、
常に人の気持ちを理解できる感受性に感動して、人と違うことを恐れず、自分の感覚を信じる強さに憧れる。

とにかくわたしはここでも彼女に救われた。
フランスでもデンマークでもモロッコでもポルトガルでもトーキョーでも、いつだってどこだって変わらない。

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