CÉLINE, China, our younger noise

真っ赤なCÉLINEのドレスがよく似合う美しい友。

ムギちゃんの結婚式が終わってすぐ、中国の広州に出張で１週間行ってきました。
市街地から高速で１時間ほど離れた外国人がほとんどいない田舎。
会社の周りには何もないって聞かされていたけど、「何もない」っていう状況はほとんど想像すら出来てなかった。でも着いてみたら、あぁ、こういうことか、という気分で観たことのない景色。
写真も撮ったんだけど、いつものように撮りたいという気持ちではなくて、観察というか単なる記録というか、そういう心づもりでカメラを構えていた気がする。だから、気に入る写真なんて１枚もない。


仕事自体はうまく行ったし、１週間朝から晩まで勉強になることばかりで、自分がやるべき事もより明確になったし、足りないもの、磨かなくてはならないものもよく分かった。
それとは別に、中国の現実もいくらか知ることができて、それは望んだことではないけど、これでまたひとつ世界のしくみが見えてきたような気もする。これまで訪れたアジアの国々ともまるで違ったし、自分で望んだ行き先ではない外国に行くのは初めてだったし、あらゆる意味で衝撃を受けた１週間。
アメリカとヨーロッパの支店から集まった同僚と、現地の中国人＆台湾人スタッフとの会話は基本的に英語だけど、ヨーロッパのスタッフは全員フランス人なので、彼らとはフランス語で話しました。

英語と日本語とフランス語の３つを分かる人がわたしだけだったので、中国語以外なら誰が何を話してもわたしに筒抜けになるわけで、日本語だけが唯一秘密の言語として機能していました。

そして普段全く使わないというのに、Parisにいた時よりも今のほうがスラスラとフランス語が出てくるのは一体どういうこと。






Mikeのバンド、Letting Up Despite Great FaultsのVideo。
トーキョーで、SFで、そしてParisでと毎回違う国で顔を会わせているMike。歌っているところを観るのは初めて。とにかく最高に素敵なvideoで何度観ても泣きそうになるほど。
いつまでもいつまでもこんな風に生きていたい。