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Wednesday 26 August 2009

London 3 days


イギリスへの旅行、LondonとHove, Brightonへ行ってきました。

Londonは3日間。

まずは観たもの。


White Ccube GalleryはHoxton、Mason's yard両方で、"Gilbert & George : JACK FREAK PICTURES" を展示中で、それぞれ観に行ってみました。
目が覚めるよなう色彩の大きなおおきな画面を前に、なによりも2人がこんなにお年を召されてたのねってことを、それぞれのお顔を見ながら思っていました。





今回の目玉。Whitechapel Galleryでの" Elizabeth Peyton : Live Fprever"。 とてもよかったです。期待以上でも以下でもなく、思っていたとおりの大きさや印象で、まっすぐに真正面からこころにすーっとささりました。好きなアーティストの展示を観る時って、やっぱり実物が意外とよくなかったら…ってちょっとどきどきします。Liveに行くのと同じ。 でもCDや画集と、実際の演奏や音、作品そのものは別もので、それを創る人が確かに実在するという息吹みたいなものを本物を観ると感じられて、だから例え作品を直に観てがっかりすることがあったとしても、機会があればできるだけ本物が観たいのです。 で、今回はがっかりすることなく、静かに興奮しながらうわーうわーと楽しみました。 同時開催の "East End Academy : The Painting Edition"。 この展示で観たEmily Wolfeの作品がとてもすてきでした。

そして幸運にも!だいすきなspace invaderの展示がLazaridesで!
ストリートではなくギャラリーで作品を観るのは初めてで、しかもいつもとは違ったスタイルの作品がたくさんで、感激。
展示内容とはまったく無関係だけど、スタッフの女の子が極限まで短いショートパンツとミニスカートをはいてデスクに向かっているのも見どころです。





The Photographer's Galleryでは"Simon Foxton : When you're a boy"というFassion Photographyの展示を観ました。
撮り手はNick NightやJason Evans、Alasdair Mclellanなど。
どれもあまり好きじゃなく。 それはわたしがFassionから遠いところで生きているから? たぶんちょっと疲れていたからかも。




ICAでは "Poor.Old.Tired.Horse." という展示を。
言葉を使ったアーティストたちの作品が集められてて、Vito Acconciや
Robert Smithsonの作品がありました。 ここでもちょっと疲れていたからか、これといって気に入るような作品もなく、むしろカフェのこのタイルにやはり釘付けでした。自分のお家もこんなタイルにしたい。




The Serpentine Galleryでは "Jeff Koons : Popeye Series" が開催中。
いつもの倍以上は監視の男の子や女の子がいて、かなり厳重な警戒態勢での展示でした。作品の底抜けに突き抜けた蛍光な感じと、マテリアルの軽さ、それと監視の彼らのものものしい感じの対比が展示以上におもしろく感じました。


そして前回工事中だったギャラリー前のスペースには
パビリオンが。設計はコンペの結果選ばれたSANAA。屋外屋内の区別もなければ、どこからも出入りができる作りで、てっぺんのアルミニウムは高低差がありながら宙に浮かんでいるよう。宇宙船みたいな様子なのに、透明な部分ばかりで森に溶けかかってるようにも見えて、うさぎいすに座った人たちは冷たい飲み物を飲みながらおしゃべりに夢中になっていました。

そしてSAATCHI Gallery
ここに来たのは今回が初めて。
チェルシーに移転する前は入場料が高くて、それが気に入らなくて勝手に高慢ちきなイメージを持って敬遠していたのでした。今は無料。


そして来てみれば、驚くほどにすてきな美術館でした。
とにかく広々としたスペースに数を絞った点数の展示で、気持ちいいの一言。

観たのは "
ABSTRACT AMERICA : New painting and scalpture"。
気に入った作品がたくさんで、疲れが一気に吹き飛びました。
Guerra de la Paz、Matt Johnsonがとくに。 Sun Yuan and Peng Youというアーティストの" Old Persons Home"という作品、わたしはそのスペースにひとりきりで観たんだけど、夢に出そうなくらい衝撃的なインスタレーションでした。


というわけで、3日間で8カ所のギャラリーへ。
時間的&体力的に見逃した展示が他に4つ。もう1日延泊してもよかったのかも。

そして食べたもの。










Old StreetにあるFOOD HALL。
この近くのstudioでシューティングがあるとここにソーセージロールを買いに来るという
hair stylistのアキコにおそわったお店。
Banana RoafとWhite cofee。
お店ではパイやケーキ、お惣菜の他にもさまざまな食材が売られていて、店内で食事をする時はジャムやいろいろな調味料が使えます。わたしがいちばん気になったのはスタッフのエプロン。色とりどりのダイヤ柄で、それを売ってくださいとみんな思うはず。











SOHOにあるNordic Bakery
Cinnamon Bunsとラテ。北欧系のカフェで、器はiittalaでした。
このシナモンロールが冗談ではなく持ち上げるのに一苦労というような重量!静かで天井が高くて気持ちのいいお店で、ゆっくり本が読めました。

そしてあんまりにおいしかったので、最終日Parisに戻る前に思い立って、荷物を担ぎつつCinnamon Bunsを買いに舞い戻って、帰りのEurostarでほおばったのでした。










Brick LaneのFika
ここも北欧。スウェーデンカフェ。
前回来たときとカウンターの位置が変わっていて、お店の印象も少し違って感じました。
この旅行中、飲み物はできるだけカフェインレスを心がけて、Shoreditchに泊まってるというのに夜遊びなしで毎晩ぐっすり眠りました。










博士も訪れていたOttolenghi
Take Away専門店の支店で、お昼用に買ったのがこれ。Beetrootとさつまいも、それになすと野菜のおかずを3種類選んで10ポンドって高い!と思ったんだけど、実際食べてみたら思いのほかボリューミーで、もちろん味は申し分なくて、大満足のおひるご飯でした。


Vintageの服や靴を買って、帰国の荷造りに難儀するんじゃ…と心配してたけど、今回いろいろお店も回ったけど1着も買わずに済みました。
たくさんの展示を観たら、物欲が浸食されて、お洋服1枚買うことすらなんだかばかばかしく感じちゃったのが本音。だからVintage屋さん巡り中もまったく興奮せず、冷めた目で冷やかしつつ。
ちょっと残念だけど、これはこれでよかったのかも。

2 comments:

kumiko said...

うふふ〜。
待ってましたー!
素敵!

keikolop said...

kumiko
おいしいものいろいろ食べちゃったよー。
クミちゃんのお菓子も観たいなぁ。