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暑かった土曜日。
夕方、ユウイチロウくんの学校のオープンキャンパスへ。10年ぶりに来たボザール。思ってたよりもたくさんの作品があって、昨日も立ち寄ればよかったなぁと思いながら、気に入ったのだけ眺めました。
美大ってどこも同じ匂いと景色。
作品以上に展示のために片付けられたイスやイーゼルとか、アトリエの水道とか、過去の作品が無造作に置かれたスペースとか。そういうのに目が行きがち。一気にノスタルジックな気分に…。
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いちばん右のはChristian Boltanski 。彼の作品を初めて観たのもちょうど10年前、Parisで。
Virginieにこの人の作品がすごくよかったって言ったら、それうちの学校の先生だよって言われたあの日が10年前…。そして彼女はAnnette Messagerがきらいだった。
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誰かと一緒にいる時はその人が自分の目の前にいるから、その通りだけど、そうじゃない時。
一緒じゃなくて、それぞれのその日を過ごしている時。その時間も、その人が自分の目の前にいる時みたいに、食べたりしゃべったり、まばたきしたりしながら存在してるのが信じられないってよく思う。眠ったり着替えたりしてるなんて。またね、と別れて姿が見えなくなった途端にパタリとすべてが停まって、PCのスリープ中みたいに。それで、また目の前にした時に動き出す。って感覚の方がリアル。
10年ぶりに訪れるこういう場所も、この10年の間は消えてなくなってて、今日ポンと再現したような感覚だけど、もちろんその間もここでは日々いろいろなことが起こってるわけで、新潟もフィレンツェもサンフランシスコもレイキャビクも、昨日も今日も明日も存在し続けてる。っていうどうしようもなく当たり前のことなのに大発見のように毎回はっとさせられる。人も街も何もかも、何も変わらないようでいて、変わらないものなんてひとつもない。
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フランス人相手だと、遅刻の罪悪感は6割減。今日はGay Prideで、しかもマレに住んでる友達と会うわけだからこうなるとは予想してたけど、もうひたすらbordel。目も当てられないような光景が延々と…。この飲み物も、この日のためのspecialって言うから頼んだのにひどい味。Mojitoにイチゴとシャンパーニュ。それになぜかHARIBOの串刺し。おとなしくシャンパンにすればよかった。女性がほとんどいない店内でわたしなんて完全に透明人間で、じっくり人間観察。真夜中、かわいい女の子にドイツ人と間違われたんだけど、ドイツ語なんて一言も知らない。
4 comments:
Hi Keiko!
Where did you see those exhibitions?
Mojitos look good too ;)
Hi Cristina!
I went to "open campus" of École nationale supérieure des beaux-arts in Paris, and I saw student's works and prof's : Annette Messager and Christian Boltanski. Actually I like Boltanski!
I like Boltanski too!
cristina!
I'm happy to find this kind of common points between u and me!
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