会いたい友達がいたのと、観たい展示がたくさんあったので。
それでもEmmaとAnderew、Mariaとは今回も会えず。
Old Streetの宿のすぐ近くに見つけた素敵な本屋さん。おすすめです。 ページをめくりながらぷっと吹き出してしまうようなzineがたくさん並んでいて床に座り込んで眺めたい。 じっくりじっくり見たいけど、今日はもう予定がいっぱい。でも水曜から土曜の営業なので今回の滞在中は今日がラストチャンス。 編み物中のお店の女の子に、また次にLondonに来たときにゆっくり来るねとあいさつして、後にしました。
まずはそこから歩いてすぐのHoxotonの方のWhite Cube Galleryへ。
Raqib Shawの展示 "Absence of God"。
彼の作品はTate Modernでも観たことがあるけど、グロテスク度はどんどん加速。 こどもも観に来てたけど、2階の彫刻は夢に見るんじゃないかと心配なほど。 ひとりほほーっと観てたら、いかにもイギリス紳士といった感じのギャラリーのムッシュが、 「この作品の底は水じゃなくてoilなんですよ。初日にかがんで観てたら、ネクタイが浸っちゃって大変なことになったんですから。」と。 そうか、薄暗い明りで水でもoilでもその違いには気付かなかっただろうけど、oilだったのか。 わたしが本命としていた展示は別館の方だとムッシュが説明してくれて、今日中に何とか観たいところ。
待ち合わせしていた友達と合流し、どうしても観たい展示があるとお願いして、予定変更でそこから1時間ほどバスで移動。
Tracey Eminの展示 "Those who suffer Love"
これがどうしても観たかった!付き合ってくれた友達も好きな感じだったみたいで、来てよかった! ここも日曜・月曜は開いてないから今日しかチャンスがなかったのでした。 その後はShoreditchへ舞い戻り、チャイを飲みながらおしゃべり。 おなかも空いてきたころ、白いワインを1本買ってベトナム料理屋さんの立ち並ぶKingsland Roadへ。 持ち込んだワインもお店の方がちゃんと開けてくれます。飲み足りなければ、買い足しに出かけたってOK。
長い行列を横目に延々しゃべり続けてもまだ足りず、日付が変わったころに結局Brick Laneではしご。 まだ新しいSwedish Cafe、fikaへ。 情熱を持って、今自分がやりたいこと・やるべきことにまっしぐらという日々を送っている友達の地に足のついたたくましさと強さにほれぼれ。 他人の目にはたくさんの犠牲を払っているように見えたり、ストイックな印象を持たれたりするかもしれないけど、やりたいことをとことんやれるってこんなに幸せなことはないよね。 その価値観は人それぞれで、自分にとって大切なものだからって他の誰にでもそうな訳じゃない。 という大前提を飲み込んだ上での決意や決心は時々冷たく響くこともあるかもしれないけど、だからこその凛々しさってある。
午前中、Brick LaneでVintageのお店を見てまわってお昼にcafe1001で博士と待ち合わせ。
たたずまいもレイアウトもメニューも完全イングリッシュ。こういうそぎ落とした知的なシンプルさとちょっと堅い感じ。ぐっとくるー。
頼んだ2品もお茶もパーフェクト。最高。
ここで別行動として、わたしはWhitechapel Galleryへ。広いし、点数もたくさんあるしで結局ここで時間を使いはたして、StolenSpace Galleryへは行けず。Whitechapelで7月からElizabeth Peytonの展示が始まるらしい。
次のLondon行きはそれに合わせたい。どうしても観たい。
探していた写真集が1冊だけ在庫ありとのことだったんだけど、システム上存在するはずのその在庫が見つからず。残念…。
夜は博士のお部屋で夜ごはん。ふたりでごはんやおやつを食べながら、ついつい歩いて帰れる間隔でゆるゆるしゃべってたけどここはLondon。日付が変わる少し前にバスで帰りました。
そして月曜日。Tate Modernに朝10hに博士と待ち合わせ。たぶん日本国外でいちばん多く訪れている美術館です。わたしは散歩がてらOld Streetから歩いていくことに。やっぱり苦手な分野ってありますね。
わたしは未来派。観ると具合が悪くなるのです。怖いもの見たさで正面に立ってみるもやっぱりダメ。
この日はSerpentine GalleryとSaatchi Galleryも候補だったけど、パワー不足で断念。
Londonに来てSerpentine Galleryに行けないのは初めて。でも疲れてる時に観てもおもしろくないから仕方ないかぁ。と、South Bankを散歩して、National Galleryへ。展示は流す程度でお目当てはここのCafé。意外と閉店時間の早いLondonのカフェだけど、ここは23hまで開いていて待ち合わせにもぴったり。入口のカジュアルな方で1時間お茶して、いよいよ15hになったら奥のちゃんとしたところでAfternoon Tea。段々の。はじめて。
帰りがけ、Eurostarチェックインカウンターへ送ってもらいながら「じゃこれ、はい」と博士がおもむろに取り出したのはSuper Jam!そう、なんだかんだ言ってこれを買う暇がなかったの。今日一日この瓶持ち歩いてたなんてー。うれしい。ぎりぎりまでしゃべり倒して、わたしは締切1分前にチェックイン。
今まではなかったのに今回Londonを歩いていると少し酔う。
で、原因はこれ。左側通行。Parisでは右側通行でそれに慣れているから、道を歩いていると感覚が狂ってしまうみたい。
それにしてもイギリス入国とフランス入国、シリアスさと適当さのこの落差。London、またすぐに遊びに行こうと思います。
2 comments:
Was it fun? :)
cristina
Oui! I hope you also enjoy London! :D
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