Hello my friends. Hello stranger.

Tuesday 19 May 2009

broccoli










およそ2週間振りに仕事へ。ただでさえ月曜日はなかなか調子が出ないのにこれだけ時間が空くとかなり勘が鈍るような。

職場で500mlのお水10本が必要になったので、買いに行こうとしたらわたしじゃ持てない、と言われ行かせてもらえず。力持ちの加減は目に見えないかもしれないけど、確かに身体は小さいけど、ぜったい持てたと思うんだよなぁ。もし無理でも2回に分けたっていいんだから。


これとは違って、夕方、スーパーに買出しに行った時に欲しいお水が棚のちょっと奥にあって、MAXの背伸び&指先をピーンと伸ばしてこっそり格闘していたら、通りかかった年配のマダムが「わたしの方があなたよりちょびっと背が高いから」と言って助けてくれた。これは力じゃなくて高さの問題だから仕方ない。観たまま、ないものはない。ので届かないものは仕方ない。ブロッコリーが安かったので買ってみました。基本的に野菜はすべて生で食べています。でもブロッコリーだし茹でなきゃかぁと思って、どうせ火を通すなら炒めようかと、スーパーローカロリーなvolailleのベーコンとコーン、お家に残ってた赤と緑のパプリカと一緒に。野菜っていつ死んだものとするんだろうって帰り道で考えて、収穫されてお店に並んでてもまだ生きてる感じがするし、やっぱり火を通したら命そこまで、って感じなんだろうか。みんなどう考えてるんでしょうか。

突然いつも観ている夜のニュースにCharlotteが生出演したのであわてて複写してしまった。







vacancesの振返り。

まずはポルトガル。なんだかすでに懐かしい響きだけど、それはあの街そのものがそんな感じのノスタルジックな印象を持っているからかも。

















到着した日はちょうど学生たちの卒業パーティ。街と広場に人があふれていました。




こちらが地下鉄。メトロもバスも、道もトイレもどこもかしこもきれい。そうしてみんなとても働き者。






そして憧れのChristinaにも会えました。

消え入りそうなくらいに華奢な身体を、ラフな服に包んで蛍光グリーンのコンバースで登場。flickrではいつもクラシカルでエレガントな様子だからそのギャップが新鮮で、とにかくこの人は実在の人なのねぇと思いながら彼女の声を聞いていました。彼女のお気に入りのアドレスを次々と一緒に回って、夢のような時間でした。とくにChristal Palaisという公園が気に入りました。










こんな風に、街中に突如として自然がたっぷりとあるのが不思議な感じ。











ごはんはおもに海の幸を中心に。どれもとてもおいしい。

左はタラのクリームソースグラタンみたいなの。牛乳のやさしい味。これを食べたレストランのおじさんが真ん中に。

右はタコ料理が評判のお店で。













海辺もとても静か。






Portoワインは普通のワインとは違った作り方。そのワイナリーに見学に行って、最後のテイスティングですっかり酔っぱらってしまったわたし。だってアルコール度数が20%。なので途中で休憩しながら街のはずれの現代美術館まで。大きな公園の中の美術館。そしてすてきな図書館。















最終日。Casa da musicaという音楽ホールへ。

すごくモダンな建築だけど、中はもっと驚き。

ガイドツアーに参加したので、VIPスペースなども含めてあらゆるところを見学。


ホールの外にあるこの巨大なshock waveは音の波動を表していて、こんな大きなのがこの建物の両サイドにあります。

しかもここ、skaterたちは自由に滑っていいそう。






















そしてベビーシッティングのための部屋も。お客さんが赤ちゃんを預けられるところ。そしてキッズスペース。オレンジの斜面のある部屋はこどもを"疲れさせる"ためのスペース。大人が心置きなく音楽を楽しめるように、こどもはここで思いっきりあばれていいのです。そしていくつかのbarスペースとワークショップスペース。緻密な計算の上で作られたメインホールなどなど。巨匠を招いた演奏会はもちろん、月に一度、各国のDJを招いてこのすべてのスペースを解放したパーティもあるそうで、なんて柔軟な!とにかくすべての人に開かれた場所。そしてエントランス脇のPCスペース。すべてのiMacに10以上のDTMソフトがインストールされていて、付属機器もこのように。




泊まったのはこんなところ。半年前に3組のカップルが始めたhostelで、各部屋ごとにある映画をテーマに作られています、わたしたちの部屋はKubrick。






現代美術館もショッピングセンターも海沿いも地下鉄も、街も、その空間に対して人がとても少ないです。だからどこも静かで広々。混み合っているようなところがどこにもない。その分、到着した初日にあった学生たちの卒業パーティはみんなどこにいたの?っていうくらい人がたくさんに感じました。ここでは住人1人あたりの面積は相当に広いはずで、もちろんそれってみんなのおおらかなムードにつながってるはず。なのに働き者。












にかくPortoでは人もカモメもみんながゆったりとしていて、そこで流れる時間ものんびり。英語もフランス語もわからないおじいちゃんたちが道を一生懸命おしえてくれたり。Christinaも話していたけど、街で東洋人や黒人を見かけることはなく、どことも血が混ざりあってないような場所。街を歩いていて、それがとても印象的でした。たとえばParisだと、まるで透明人間のような扱い方をされたり、不しつけに上から下でジロリとあからさまに眺められたりと極端なことが稀にあるけど、Portoでは適度に放っておかれるのでとても気分が楽です。そうして困っているような時はみんなが助けてくれる。おばさんもおじさんも、若い人もこちらが歩み寄るとにっこりと扉を開いてくれる。街の隅々にそんな心のゆとりが感じられます。みんなお茶目でよく働くけどどこか抜けていて、たとえばちょっと格式の高い老舗のカフェに行ってみても、ギャルソンはちょいちょい失敗しちゃったりして、でもにくめなくて。肩の力が抜けていてじょうずにくつろいでいる、そんな街です。


8 comments:

yasucon&nei said...

わぁいいな〜、なんだかいろんなところに行きたいな〜!いろんな国のベビールームに子供を放ってみたい。ピーナッツ姿で。

kaelen said...

did you get to eat carne de porco alentejana?

keikolop said...

yasucon&nei
ぜひ!ぜひピーナッツで海外デビューを!!

kaelen
non! i've never seen it in porto!!

Cristina said...

I love your photos! i am sorry I don't understand what you write :(
I hope you had a good time here!
(carne de porco alentejana you will find more in the south)

keikolop said...

Christina!!
wow! you found my diary!
I hope I can write in English or French, but not easy for me :(

cristina said...

yes, I saw it on your flickr profile! I love this band Creamiest Dreamiest! Thank you for this link, super!

keikolop said...

christina
oh, it's my boyfriend's band!
I send you his CD soon!

cristina said...

wow, really! it's super! I was actually looking on last.fm but couldn't find it! I would love to listen to more! I sent you something today, let me know when it arrives.

xo