merci, PXXXY PHOTO

高慢ちきのmini viennois chocola。
今日は市民講座の後期初日。今まで５区の小学校に通ってたけど、後期も抽選に通ったので、授業の後にダンスのレッスンに出るため11区の学校に替えました。いろいろな段取りが学校ごとにまるで違う。５区の学校は、授業開始の1週間前くらいに校長室に必要書類を揃えて持参して、小切手で授業料を支払って、初日はクラス分けテストだった。11区は初日のテストの日に必要書類と小切手を持って来るよう通知を受けたのでその通りにしたけど、一向に受講手続きの気配なし。筆記の後、雑談程度のオーラルの確認の時に小切手はどこで払えばいいか聞いたら、On verra.だって。授業が始まったらそのうち払うらしい。適当！テストで隣になった男の子はペルー人。マチュピチュ知ってる？って言われた。

その後に向かったダンスのクラス、思いがけずとても悲しい気持ちに。
むき出しの嫌悪というかエゴというかそんなのをまともに正面から受けて、一瞬でぐさりと刺さって、鼻がつーんとなってあと1mmで涙がこぼれるってなったけど、音楽に集中してとりあえず踊った。ポキリと心が折れて、頭が真っ白のまま。高揚感も爽快感もないまま、それでも何とか最後まで終えて、もう二度とこのクラスに出られないんだろうかとぼんやり思いながら、ロッカールームへ。

でもそこで今度はとてもうれしいことが。
同じクラスに出ていたらしい初めて会った女の子が、わたしが着てたTKFM 3rd editionのTシャツを見て「super coolだね」と話しかけて来た。話しながら帰り支度をして、また次のレッスンでね、家も近いし今度お茶でも飲もうって言いながら別れた。あの子が話しかけてくれなかったら、次回またあのスタジオに行く勇気はなかったかもしれない。わたしは基本的にすべてにおいて正負の法則が働いてると思って生きてるけど、今夜はそれがあまりに短時間で作用した感じ。それでもさっき受けたショックで心臓がどきどきしたままお家へ歩いてるうちに、こぼし損ねた涙がじわりとにじんでまた鼻がつーんとしたけど、レッスン着に上着を羽織った自分がPharmacieのウィンドウに映って、Tシャツを見たら、だいじょうぶと思った。あんなので傷つくなんてやわだな。とにかくTシャツを作ってくれたタカフミとうに、ありがとう。まさかこのTシャツに救われるなんてね。

※Parisで働くまで、RGBとCMYKって世界共通の表現だと思ってたんだけど違った！
ここではRVBとCMJN。つまりle rouge, le vert, et le bleu、そしてle cyan, le magenta, et le jaune。Nはもちろんle noir。