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Sunday 19 October 2008

B to P

日曜。昨日よりもいいお天気。Kaelenはもちろん二日酔い。 頭痛の中、Kaelenのお料理教室。メニューはフレンチトーストとサンフランシスコ名物のオムレツ。 オムレツの具はにんにく、マッシュルーム、ほうれん草(たっぷり)、ひき肉、パルメザンチーズ。 フレンチトーストにはウィスキー入りのオレンジジャムが。


おいしいー。わたしのあやふやななぞ料理とは対照的に輪郭というか構造のしっかり・はっきりした明晰なお料理です。ひとりでもやってみます。精進します。そしてお家で食べるときもちゃんとナイフとフォーク、ナプキンをさっと用意するところに感心。わたしだったら思いつきすらしない…。

おなかも膨れて、このままもう一度眠りたい…と誘惑に負けそうなところにお迎え。昨日の夜一緒に遊んだKaelenの同僚が車でアントワープに連れて行ってくれることになったのです。大人5人で乗り込んで出発。みんな数カ国語を操れるので、カーナビの音声をロシア語にしたり、ポルトガル語にしたり、ギリシャ語にしてみたり。どれもちっともわからない!それどころか、英語もフランス語も中途半端なわたしは言いたいことが言えないもどかしさを満喫して、勉強しよう!と火がついた。




アントワープはブリュッセルともまた違った街並。下着姿の女性がずらーっとショーウィンドウに並んだ界隈を歩いて目が点。アムステルダムだけじゃなくて、ベルギーでも合法とは知らなかった。 

名所をいくつか回って、途中カフェに入ったら、偶然HORTAカフェ。

まだおなかがいっぱいのわたしはミントティーにしたけど、毎日眠る前にこれを飲んでいるせいか、条件反射的に眠気が…。パリでは今回も前回も一度もみかけないけど、ベルギーではカフェやバーでも有料トイレが多いみたい。入り口にいるマダムにお金を払うとトイレの使用許可を得られるシステム。でも10年前に初めてヨーロッパに来た時はフランスでもどこもそんな感じだった。Parisに帰るThalysの時間に合わせて、再び車へ乗り込む。帰りにJewishの地区を通って、今までに知らなかったいろいろな帽子の種類や男の子の伝統的な髪型を初めて見た。うとうとと車に揺られながら、ブリュッセル中央駅に着いたのはThalys発車の10分前。Kaelenと走ってホームまでたどり着いてあわただしくお別れ。サンフランシスコ同様、何から何までお世話になりっぱなしでした…。東京、サンフランシスコ、パリ、ブリュッセル、アントワープ。Kaelenとケイコが次にどこで会うのかが今から楽しみ。

あっと言う間にParisに戻って、お家まで帰り着くとなんとチハルちゃんが夜ごはんを作ってくれた。うれしい。わたしが勝手にハヤシライスと呼んでいる、そんな味がするお料理。今日の食事はすべて友達が作ってくれたことになる。しあわせ。実はわたしのほうが7つも歳上だけど、何もかも頼りっきりです。

ごはんも炊いてくれて、まさにハヤシライスという夜ごはんになった。おいしいー。

一緒に食べて、その後はコーヒーを飲みながらいろいろな話を深夜まで。日本語だと 自分の言いたいことが言いたいように、いくらでも話せるというその当たり前の自由がありがたい。と同時に英語でもフランス語でも少しでもそれに近づけるよ うにがんばろうと思う。自分の思ったことをできるだけ正確に伝えることが目的。言葉はそのためのツール。

2 comments:

Anonymous said...

読んでて、かなり毎日成長していってるんだなって思う

日記が素敵過ぎて、
たまに怖くてよめないときもあるよ
そんなときはまとめて読んじゃうの


トーストおいしそう

keikolop said...

p-p
成長?なぞの料理が?うそー。
フレンチトースト超おいしかった!
葡萄が入ってるパンだったんだよ、それポイントかな。