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Sunday 29 June 2008

mes corps


ダンスの後に、先生の送別会の日。
来週からは新しい先生が来る。

日曜のレッスンは1本目がHip-Hop、2本目がHouseで、
これを2本続けて出ると、もう本当にヘトヘトになる。

20人弱の参加者は25歳〜63歳まで。中には60歳を過ぎてダンスを始めた人もいるし、
娘さん・息子さんはわたしよりも年上のことも珍しくない。お孫さんがいる人もいる。
ということは、自分の両親よりも年輩の方達とレッスンを受けているわけで、
彼らの向上心と集中力と体力には心から驚かされる。
その他の人たちも年齢を聞いてもにわかに信じがたいほどに、みんな若々しい。



そして送別会の場でも、先生は、音の取り方、スタイルの違い、上半身の使い方について
みんなから質問攻めになってた。
先生も楽しそうに真摯に答えるし、みんな熱っぽく語っている。
わたしは勝手に自分が一番くらい楽しんでると思ってたけど、
みんなそれ以上に、本当に好きで楽しくて通ってるんだなぁって実感した。

途中先生の携帯電話によそのスタジオの会員さんからお礼のメールが来た。
その人は定年退職後、65歳から先生のHouseのクラスで ダンスを始めて、それからi-Podを買って、
毎回レッスンで使う曲を先生に聞いてCDを買って、日頃からそれらの曲を聴いているらしい。


なるほど、わたしが通っているスタジオ以外でも同じように、いろいろな人が新しいことに出会って、
挑戦して、楽しんでるんだ。


だって、同世代やそれより若い人でも、何かに興味があっても自分には無理って諦める人や、
最初からやらない人ってたくさんいると思う。

自分よりもぐっと若い世代に混ざって、まったく未知のことに取り組んで、出来なくて落ち込んで、
でもなんとか上達したいって続ける、そんなのすごく力が要ると思う。

すごいなぁ。やっぱり何かを始めるのに遅すぎるってことはないんだって思うな。



渡仏に際して、ダンスのクラスに出られなくなるのは今から淋しいけど、きっとフランスから帰ってきてもみんな踊っているだろうと思う。そして、今よりもずっとずっと上手になってると思う。

いつか、飛んだり跳ねたりできなくなる日が来る。
どんな形にせよ、そういう日が必ず来る。
それまでは、手足を自由に動かせるうちは、わたしはできるだけ体を動かす喜びを享受したい。

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