夜、Borisのお家へ。話には聞いていたけど、ほんとうにすてきなアパートにため息。最上階で広いテラスからはもちろん、お部屋からサクレ・クールがきれいに見える。左手には同じようにエッフェル塔も。サクレ・クール、こんなに大きかったんだなぁ。しかもこんなにちゃんと丘だったんだ。夜遅くまで明るい夏、このテラスで過ごすのはきっと気持ちいいだろうな。彼の友達のSebastianが到着したところで、夜ごはん。日本から戻ったばかりのミホナちゃんがのりまきを、Borisはブランケットを作ってくれました。お家についた時からいい匂いがしてたその正体が、1時間半煮込んだというこのブランケット。誰かが作ってくれたごはんってほんとうにおいしい。しかもそれが男の子だとよりとくべつな感じがする。
パティシエのBorisになんとなく小さい頃の話を聞いてたら、なんと彼が初めて口にした言葉はパパでもママでもなくて、「gâteau (ケーキ)」だったそう!すごい!そして10歳のころにパティシエになることを決めたんだって。そして今、Parisでそれを仕事にしていて若くしてシェフを務めてるなんて立派だなぁ。わたしが彼の歳のころはまだ学生だったかな…。そしてすごく大きいねこを飼ってるというパン職人のSebastianにそのねこの名前を聞いたら、「croûte (パンの皮)」だって!かわいい…。
BorisとSebastianの仲良しっぷり、そしてミホナちゃんとBorisの交わす視線があまりにしあわせそうで、お部屋にそのあたたかさが充満してて、その空気を吸ってるだけでわたしもじんわりたっぷり満たされました。そしておいしいごはん。おだやかでまあるい夜。わたしはいつまでもこの2人、ミホナちゃんとBorisを眺めていたいなぁと思いました。自分でもおどろくほどに、なんだかほとんど涙ぐむくらいにしあわせな夜だったのです。
Hello my friends. Hello stranger.
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2 comments:
写真から、温かさがつたわります
本当にいつも美味しそう
けいこちゃんも美味しいものばかり、食べてるから、美味しいものが作れるね
p-
おいしかったよー、愛情たっぷりごはん!
Pちゃん、わたしの作ったごはん食べたことないから、おいしいかは保証出来ないわよ!いつだってサヴァイヴァルクッキングだからね…。
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