Hello my friends. Hello stranger.

Thursday, 11 September 2008

j'ai 29ans...

再来週から会社員となるので、ゆるりときままに過ごせる日々にもリミットが。銀行口座開設や引っ越しなど、やることはまだまだあるものの、Parisを楽しむこともしっかり盛り込もう。という訳で、今日はJeu de Paumeへ。開館ぴったりに着いたのにすでに行列が。向こうから歩いてくる女の子、この後ちょうどわたしの後ろに並んだけど、手足が長くて、髪がスーパーストレート&前髪ありですっっごくきれいだった!彼女をこっそり観察して、Parisにいる間に目指す髪型決めた。

チケットカウンターで、「Bonjour」と言った瞬間に「学生?25歳以下ね?」と言われたので、「はい…今日身分証持ってませんけど…」と答えて、図々しくも自称24歳で割引で入場しました…。Parisに来る度にこうやって割引されてるけど、いつまで通用するんだろう、これ。

お目当ては、「Richard Avedon Photographs 1946 - 2004」。マリリン・モンローのあんなに悲しげな表情。聡明さと透明感に溢れていて、胸を打たれました。力強いポートレイトももちろん、ファッションフォトの完ぺきな美しさにも。そういえばここへ向かうメトロのなかで、クラリネット奏者2人組の演奏を聞いて、その時もじんわり涙が。涙もろくなっているのか。それにしても、メトロにいきなり乗り込んで一駅分演奏をして、小銭を集めてさっと降りるというあの手法、もちろん迷惑な人もいるかもしれないけど、わたしは突然日々がドラマチックに彩られる驚きの瞬間でやっぱりいいと思う。


強い陽射しの中、サングラスを忘れて来たことを後悔しながらチュイルリー公園を抜けて、延々とマレ地区まで歩き続ける。出社の際、わたしは自分のMacを持参しなければならないので、PCを持ち運ぶバッグが必要だと通りがかったH&Mに入ったら、突然の警報で中にいたお客さん全員外に退去させられた。リュックかなぁ、スリに狙われやすいかもだけど、往復運ぶならやっぱりリュックかなー。

今回もここでポイントゲット!

しつこく今日も物件見学に。16時の待ち合わせでお宅へお邪魔しました。「いますぐここに住みたいです!」と即決しました。でも他にも候補の方がいらっしゃるとのことで、来週頭に結果が出ます。でもいいや、ここがダメだったら今のお家に住もう。昨日クミーとユウイチロウくんが来てくれたお陰でこのアパートの良さを再認識できたし、条件はやっぱり5件見た中でも一番いいのです。広いし、きれいだし、便利だし、大好きなサン・マルタン運河もすぐそばだし、キッチンだって立派だし。すごくいい住処じゃないか、とやっと気づいたのでした。Parisでアパート探ししたくなくて、日本で住むところを強引に決めたのに、結局あちこち物件探してる…。でもそれで気づくこともたくさんあったから、やってよかった。楽しかったし!Patriciaが今月でお別れになって、来月からは日本人の女の子が来るから、それでまた生活も変わるはず。その子と仲良くご飯作ったりもできるはず!


今日も同居人がいなくて一人暮らしなので、早く帰って(初めて)お家でご飯用意してみました。スーパーじゃなくて八百屋さんでアンチーブは0.5ユーロだったけど、tomate ceriseが4ユーロも!クミー、これって普通?高くない? 昨日クミーが作ってくれたクリーミーに、買って来たアンチーブ半分くらい足して、クリームも足して、塩こしょうして、この間もらったまかない弁当の残りの冷やご飯を入れて、生パセリをのせました。残りのアンチーブとtomate ceriseってミニトマトともちょびっと違うようなのを混ぜてみた。ドレッシング代わりにオリーブオイルと塩こしょう混ぜたら、ただの油味だったのでバルサミコ酢を入れてそれをかけた。だったらバルサミコ酢だけで良かったのでは?と思いながらもぐもぐ食べました。とっても初歩的な感想で恐縮ですが、自分で用意したご飯食べると、おいしさ以上に満腹具合がまったくわかりません。


夜、うにからの「マル、がんばってー!」の一言のメールに泣けた。がんばって、なんてはげましてもらえるような身分じゃないんです、という気持ち。うにもがんばってー!


Wednesday, 10 September 2008

overeat

今日は一日盛りだくさんの日。まずお昼に舞さんとランチの約束でChâteau d'Eauで待ち合わせ。少し早めに着いたので向かいのLA POSTE(郵便局)へチェックの両替に。6人目でやっと順番が来たと思ったら、「うちではやってない」。ガーン。この地区はParisでも異色の雰囲気で、見渡す限り黒人の人ばかり。まるで別の国に来たような錯覚。なので、食事も他の地区とは違ったのが食べられる。

ランチは初めてのモーリシャス料理。でっかいお椀が逆さになって出て来て、それをとるとこうなっていた。

フランスと日本の妊婦事情をいろいろと話す。舞さんは12月にParisで出産予定。もっと太りなさいといつも言われているそう。日本は太っちゃダメ派多数なのにー。
そして、午後。今日1件目のお家見学。9番線の終点近くまで移動。「とにかく変わってるんで覚悟して見に来てください」と言われていたので一体何が!?と思ったらこちら。

なんと、このガレージの上が見学するお家!
中に入ると、メザニンになっていて、1階にはキッチンとシャワーが。

2階部分にはベッドとトイレ。そのトイレが、母校の高校のようなウェスタンタイプの開放的なドア。これは…確かに変わっている…。お宅で小一時間お話しして、出かけるという住人さんと一緒に中心地までバスで行くことに。アパート見学ってサッとお家を見させてもらって、条件確認してすぐに帰るのが普通らしいけど、わたしは昨日も今日もこうやって、お家と関係ないことまでじっくりとおしゃべりすることが多いかも。夕方に2件目。1件目と正反対の方向へ大移動して、Parisを横断。

な、なんて近代的な建物!

こちらは音だし可能=音楽家専門の建物。70歳のマダムが大家さんで、アパートの2室を貸出し中。 Parisとは思えないような外観にもびっくりだけど、でもわたしをもっと驚かせたのは…。


この素敵なサロン!驚嘆の声を上げて、あちこちに飾ってある女優さんや歌手の古い写真や本の山に飛びついて、小さな小物もたくさんたくさん飾ってあって、これはすべて同居のマダムの趣味らしい。70歳にしてこのパワー!床には様々なキリムなんかが無造作に敷き詰められていて、わたしはすっかり興奮して素敵ですねー!なんて夢中ではしゃいでいたけど、ここに2年住んでいるピアノ科の学生の住人の女の子曰く、今まで見学に来た人全員がここを見た瞬間に思いっきりひいて、あるいは渋い顔をするそう。なのでわたしみたいな反応は初めて見た、とそれにすごく驚いていた。わたしにしたら、これを嫌がる方がびっくり仰天なのだから、人の感覚って本当にそれぞれだ。

ここの住人さんとも1時間ばかりおしゃべりをしてお暇。お家見学ってたくさんお家が見られるし、いろいろな人と会えてすごく楽しい。ここ、とても気に入ったけど、わたし音出さないからもったいないかな…。



この明るさで9時くらい。今日は同居人が出張でお家に一人きりなので、友達を2人呼んでご飯を作ってもらった。そしていろいろと教えてもらった。台所もみどり色です。

生のパセリじゃなきゃ!というので、4件のお店をはしごして探しました。
クミーとユウイチロウくんが1品ずつ作っています。
ユウイチロウくん特製のプッタネスカ。わたしは黒オリーブの種取り、みじん切りを担当。
スーパーでアンチーブを見かけて、わたしの「これ食べたい!」発言を元にクミーが創作したクリーミーな一品。

わたしがわたしのお家に招待したというのに、すべておまかせして申し訳ない…。とってもおいしかったです。(クミーの日記、お菓子だけかと思ったら、ご飯もあった。) 友達が自分のお家や、自分が住むカルティエにいるのってすごく不思議な気分で、いつものお家や近所じゃないみたいだった。すごく楽しいお家じゃないか!って思った。仮初めだけど…。

あぁ!お家どうしよう!引っ越すか引っ越さないか。引っ越すなら昨日の高いけど楽しそうなシェア?でももう埋まったかも。あうー。

可能な限りスタートを遅くしてもらって、22日から出社です!それまでにお家をどうにか…。

Tuesday, 9 September 2008

obento

今日はなんだか体が重くて、着替えてからもベッドに寝転んでじっとしていた午前中。

こちら、今住んでいるアパートのサロン。昼間にたまにここに来るけど、お家にいる時はほとんど自分の部屋で過ごしている毎日。サロンの壁はうすみどり色。すぐ近くに学校があって、運動場もあるから一日中子供の声が聞こえる。
Parisに来るときにトランジットで寄った香港で買った、エリザベス・アーデンのEight Hour Cream。こちらに着いてから、あごにニキビが多発して憂鬱になった時に、は!と思い出してぬってみたら、どれもひどくならずにあっという間に沈静化。さすが!カサつきや吹き出物、ハリ対策やひび割れなんでも来いの万能クリーム。でも初めて触った時は何かの間違いでは?というくらい独特のテクスチャーと香りに拒否反応でした。

午後になって出かけて、サン・マルタン運河沿いを歩く。今日はあったかいので、運河沿いにはお昼休みに太陽を満喫しようとずらーっと人が腰をかけて昼食をとっている。集まった人たちはキャミソールやタンクトップで夏っぽく楽しんでいる。ふと逆サイドを見ると、小さな公園に水着姿のムッシュ。お昼休みにわざわざその格好になってここで日光浴するほど、太陽を求めているなんて。

République近くのおいしいパン屋さん(ノゾミ、パンと考えのところだよ!)でお昼用に一つ。ショコラとピスターシュが巻かれているエスカルゴという名前のパン。

お目当ての買い物が済んだので、それを置きに一度家へ戻る。
ロリータファッションの販売員の面接の日程が決まったんだけど、この間内定をもらった会社への最終のお返事が明日までだったから、そちらに勤めることにしてお返事をしました。フルタイムで…働きます…。

夕方になる少し前、クミーから電話をもらって、Operaへ急ぐ。MONOPRIXで待ち合わせ。今日でParisへ来て1週間だけどすでに3回目になる牛のカフェへ。このカフェの本当の名前をどうしても覚えられない。レジにいるベリーショートの女の子がいつもとってもかわいくて釘付け。

昨日が初出勤のクミー、バイクでParisを駆け巡る仕事なんて格好いい!ここ数日の話をして、わたしはアパートの見学へ。とってもステキなアパートで、シェアする住人も本当に気持ちのいい日本人女性たちで、今よりも家賃は上がるけど、かなり中心地だし即決め!と思ったんだけど、家賃の他に光熱費と住宅保険とインターネット代が別途かかるとわかってガックリ。それだと昨日みた高級アパートとほとんど変わらないなぁ。でもそれでもいいかも、と思わせるくらいぐっと来た物件。競争相手がいるのは承知ながら、明日2件の見学を控えているので、とりあえず即答は控えてお暇しました。あー、いいなーあそこに住みたいなぁ。

その後、クミーのお家の近くへ再び戻って呼び出す。なぜかと言えば、彼女が職場のまかないでもらったお弁当を分けてくれるから!ラッキー!メトロに乗って大事に持って帰って、食べました。ご飯粒食べたの、こっちに来てから初めてだ。

Monday, 8 September 2008

16

やっぱり引っ越ししたい!ということで、物件探しに出かける。5件問い合わせて、明日1件、明後日2件見学させてもらうことに。それほど悪くなければもうその中で決めてしまいたい…。

MetroのPalais Royal-Musée du Louvre駅の入り口

Palais RoyalのDaniel Burenの作品の上で一斉にジャンプして記念撮影するアメリカ人

そして、舞さんの紹介で、不動産屋さんでまだ表に出してない物件を見学させてもらうことに。
CHANELのフラットシューズでお犬を散歩させるようなマダムがいる、わたしには縁のない高級住宅街16区のアパルトマン。メトロをおりた瞬間に、完全に場違いな雰囲気で、区によってほんっっとうに別の国のように雰囲気も住人の階層も変わるParisを実感。でも反対に、わたしが好きな雑多な地区に行って、それを実感する人もいるんだろうな。

こんなに立派な、重厚な建物…

そして立派なエントランス…

中はこじんまりとした明るいステュディオ。まだ改装中。大家さんの肘がちらり。

これがバルコンからの眺め。The パリ!

ちょうどわたしと同じ日にワーキングホリデーでParisに着いたという女性も見学に来ていて、どちらか今この場ですぐ返事をすれば借りられる!というような切羽詰まった状況。彼女は随分と気に入った様子で、とてもきれいな人だったので、この地区にもアパートにもぴったりと思いました。わたしもアパート自体は気に入ったけど、家賃は今の1.4倍になるし(それでも「ここは安い!」と彼女も不動産屋さんの女性も言ってた!)自分が住む地区じゃないなと思ったので、その場で辞退。その後、彼女とコーヒーを飲みに行って、お家相談。

夕方、愛読させていただいていたblogの書き手の方と会いました。あやうく見落としていたいろいろな落とし穴について教えてもらえて、危機一髪!という感じ。むむむ。動じずどっしりと構えている様子が頼もしくて、参考になる意見をたくさんもらいました。そして、わたしのこのサラダのボリュームといったら!まるで洗面器のような器に、野菜とくるみとくだものがもりもりと。上に乗っているのはシェーブルチーズをはさんで揚げたもの。おいしかったー。

Sunday, 7 September 2008

please, don't run away

第一日曜はたくさんの美術館が無料になるから楽しみにして早起きしたのに、理不尽な用事に付き合わされてどこにも行けなかった。悲しい。

お昼、同居人の娘さんのお家へ食事に出かける。わたしは早く着いたので、マルシェをふらり。

鳥の丸焼き屋さん
パン屋さん
ドライフルーツ屋さん
お花やさん。ここのムッシュがとってもサンパだったので、Margotにお花を買うことにしました。

これがその花束。赤いバラを5本もおまけにしてくれて、一気にボリュームが出たけど、これで3.5ユーロ。

Margotのアパート。お家の中に魔女の置物がいっぱい。

乾燥中のドライフラワー

お料理を並べるMargot

アーティストであるお母さんがアメリカに仕事に出かけてるので、今はオペラ歌手のマリさんがMargotとここに住んでいるけど、Margotは17歳とは思えないほど本当にしっかりしていて、「ご飯どうしてるの?自分で作ってるの?」と聞くと、「当たり前だよ、毎日作って食べてるよ」だそうで、日曜さえ食事の時間以外は宿題に追われるくらい勉強に忙しいのに、彼女は本当に立派です。見習いたいです。

そしてそのマリさんが午後から行く予定だったオペラ、急遽チケットが1枚余ったということで、わたしが連れて行ってもらえることに。初めて見るオペラがParisのオペラ座になるとは…。Margotの入れてくれた食後のコーヒーを飲んで、オペラへ。

しきたりやマナーもさっぱりわからないので、おそるおそるオペラへ入ると、絢爛豪華な装飾で別世界。上演中だともちろんお客さんはみんな舞台を見ているので、今なら空いてるかも、とマリさんがオペラ内を一緒に歩いてくれました。
誰もいないきらびやかなお部屋


こちらはシャガールの天井画。学生のとき「シャガールの天井画みたいだね」って教授に言われた絵があって、本では何度も見たけどやっと今日本物を見られた。オペラの演目はチャイコフスキーのとても有名な作品だそうで、お客さんは満員でみんなの熱っぽく鑑賞してる姿も印象的。マリさんにオペラのことをいろいろ教えてもらって、そのほかにもたくさんお話ししてもらった。わたしがここに来た理由、間違ってなかったんだなぁと思ってちょっとほっとした。  そしてここで暮らすと女の人はぐんぐんとたくましくなって、時には男の人に逃げられるらしい。

試しにオペラからお家まで歩いて帰ったらほとんど1本道で、40分くらいで着いた。防犯のためにも歩きながらiPodを聞くことはないんだけど、今日試しに聞いてみた。でも1曲だけで飽きちゃった。怒鳴り声とか子供の声、クラクションの音や誰かの携帯電話の着信音を聞きながら歩く方が、ぐっぐっと足に力が入っていい感じだった。

こちらに来てからまだ5日目だけど、髪の毛の伸びがとても早い気がします。

Saturday, 6 September 2008

i'm still sleepy

11時過ぎに家を出て、バスに乗ってふらふらとポンピドゥセンターへ。なんかParisに来たって感じがするかと思って。中には入らずに、近くのGalerie NELSON-FREEMANへ行って、Fred Sandbackの展示を見る。糸がピーンと張りつめているのや、ゆったりと垂らしてある作品。この平らな気持ちにはぴったりな作品で見られてよかったです。

Les Hallesへ。プリペイド式の携帯電話のチャージをしに行ったのに、できなかった。沈んだ気持ちがぐっと深くなる。気晴らしにH&Mで冬物を眺める。3フロア もあるので、気もそぞろに端から端まで眺めて、Sepastopol大通りを歩いて、初めてParisに来たときに泊まった友達のお家を眺める。もう気持ちが底の底まで沈みきったところで、並びのMONOPRIXでやっと手洗い用洗剤を見つけた。と、電話が鳴って取り出すとクミーから。わたしのために情報を集めてくれたらしい。しかも今から一瞬会ってくれるらしい。声聞けただけで泣ける。いそいそと待ち合わせ場所のLes Hallesへ戻る。本当に一瞬しか会えないので、彼女の予定にわたしもくっついてくことに。Opera近くでの日仏エシャンジュの会。フランス人と日本人が総勢20名以上集まって、カフェでおしゃべりをするというもの。Parisに来てこんなにたくさんの日本人を見たのは初めてでびっくり。やっぱり学校行かないとなかなかこういう機会もないなぁ。いろいろ悩み相談も兼ねて、お話を聞く。


2年前にノゾミとParisに来たときにお部屋を貸してくれた舞さんと夕方にRépubliqueで待ち合わせ。
やさしいやわらかい声での話し言葉にほっとする。Républiqueでお茶を飲んでから、Bellevilleまで歩いてフォーを食べに行く。まずは揚げ春巻きをパクリ。いろいろと話をして、話を聞いて、なるほどーとひたすら納得。


こちらフォー。食べると随分と体が温まって、これは冬にはもっともっとおいしく感じるだろうな。
帰りは家まで歩く。街では毎日4〜5人スケーターを見かけるけど、何度も通ってる家の裏、サン・マルタン運河沿いにミニランプのある、ミニミニスケートスペースを今日発見。ランプを滑ってる音で初めて存在に気づいた。

沈んだ気持ちとため息と、クミーや舞さんのやさしさがじんわりと染みた一日。

Friday, 5 September 2008

i'm sleepy

午後の小雨の中、面接に向かう。パリ市内の移動なのに、たまたまお家から一番遠い地区で、1時間弱もかかってしまった。面接は滞りなくすすんで、わたしさえよければ、とその場で採用の返事をもらえました。でもまだ迷っているので、返事は保留中。
まさか渡仏3日目でお仕事が決まるとは…。

わたしはデザイナー募集のアノンスだけ見て応募したんだけど、会社側は、・デザイン担当・一般事務(Excel・Word)担当・英語が使える人の3種を募集していて、わたしなら一人で全部出来る、というのが採用の理由だそう。

利点
・フルタイム(週35時間)で働ける=Parisでの収入で生計を立てられる
・わたしの都合でいつからでも勤務をスタートできる
例えばParisのレストランでサービスの仕事をするとして、週35時間フルタイムで働くのは難しい。たいてい、お昼時の数時間と夜の数時間が勤務時間になるから。なのでフルタイムの仕事が見るかることは幸運らしい。そして時給換算なので、もしデザイナーとしてだけ仕事をするとなると、フルタイムで働くほどは仕事量がないので収入減。3種の職種を兼任することでフルタイムとなる、ってこと。でももしかして、デザイン部門だけ受け持って、ちょっとはたらいてちょっと収入得るっていうのも悪くないのかな。他の仕事を探したりしながら。

難点
・日本の企業なので、顧客も同僚も日本人=東京での会社勤めと変わらない
・家から遠い
せっかくParisに住んでるのに…。しかも仕事で英語使ってたらフランス語忘れるんじゃないだろうか…。

そして、すっかり忘れてたけど到着初日に見つけた日本のブランドのお洋服のお店での販売員募集を見つけて、履歴書を送っておいたら面接の連絡が来ていた。日時はまだ未定。そこだと正社員採用で有給支給の前例があるみたい。「英語&Mac使える人」って条件に反応して、考えなしに応募したけど、ここ、実はわたしでも知ってるくらいの某有名ロリータファッションのブランド。もしかして、Parisで全身ロリータファッションに身を包んで接客するのかな…。


夕方、メールのやり取りだけをしていた女性と初対面。ジュース屋さんでいろいろとおしゃべりをする。料理に情熱を持っている彼女はわたしの食生活にほとんど閉口して、彼女がジュースと一緒に買ったお菓子を食べるようひたすらすすめてくれた…。生活感がなさ過ぎる、とも…。


これでももう20時くらい。まだまだ明るい。


Parisに来る途中、香港でのトランジット中に知り合った、旅行中のインテリアデザイナーの方と合流して3人で老舗の大衆食堂Chartierへ。
運良く並ばずに、活気にあふれた店内へ。


これもまたとってもボリューミーな一品でした。



まったく浮かれてなかったので、渡仏の際に今までしつこく買い集めていた雑誌のパリ特集や、かわいいお店がたっぷり載ってる本とか、根こそぎ置いてきました。なぜ…。1冊くらい持ってくれば良かったのに…。まだ観光らしいことも何もしてなくて、ときめきもなく3日が過ぎて、もうちょっと浮かれたいです。「憧れのパリ!」みたいなテンションになりたいんです。

引っ越したいです。切実に引っ越したいです。もう明日にでも!
お仕事、どうしようかなぁ。

Thursday, 4 September 2008

i am lost

朝6時に目が覚めて、部屋でおとなしくしていたけど、足下が寒くて仕方ない。外はまだ真っ暗。明るくなってから、靴下をはくという対策をようやく思い出していそいそとはいてみた。花on花。家が土足だから、お家に帰ったらこの花のスリッパに履き替えてる。うにの香港出張のおみやげ。でももうすでに2回、靴に履き替えずにうっかりこのままエレベーターまで行っちゃった。


今同居人2人との3人暮らし。一人はこの部屋のアノンスを出していた男性。もう一人はブラジル人の弁護士で今フランスでマスターコースを終わらせている最中のPatricia。2人が出かけた後にのそのそと部屋を出て身支度を整えながら母とSkype。Wi-Fiで無線接続だから、ラップトップを持ってお家中を歩き回ってキッチンやサロンの様子も見せてみる。着いたらすぐに仕事を探すってしつこく言ってたし…とParisで仕事を探す日本人ならたいてい試す方法を。今日はオペラのBOOK・OFFや京子食品へ掲示板を覗きに行くことにした。通過儀礼みたいなものかしら…。 せっかく出かけるので、行きたいお店も寄りながら。お家からすぐのサン・マルタン運河沿いを歩いてRépubliqueに向かってそこからバスに乗ることに。

雑誌のパリ特集でもおなじみのAntoine & Liliが並ぶQUAI DE VALMY。ここで求人の張り紙を見つけてチェック。その隣のブティックにも求人発見。そしてなんとなくありそう…とにらんでいたAmerican Apparelにも求人発見。こうやって何となく惹かれて寄るところで求人探した方が早そう…。でもフランス人と同じ条件で応募&選考だから、そんな簡単に採用される訳もないんだろうな。よっぽど日本人のお客さんが来るなら別だけど…。でも応募するだけでも面白そう、と楽しい気分のままバスでオペラへ。
うどん屋さんやパン屋さんなんかの求人がいくつか。何となくチェックして京子食品へ。高ーい、日本食品。緑茶のティーバッグが1,000円くらい。小さい麺つゆが1,300円くらい。ここでも同じような求人を何となくチェックして、バスでSaint-Germain-des-Présへ。お目当ては有名な安売り薬局。


今日買ったのは、BIODERMAのクレンジングウォーターと、KLORANEのシャンプー&コンディショナーとシャワージェル。これで25ユーロくらい。500mlの特大ビオデルマは9ユーロ。今、クレンジングはCAUDALIEを使っています。石灰のせいか、まだ一度しかシャワーを浴びていないのに髪がパリパリとし、そして指のささくれがひどくて、ポケットやバッグに手を突っ込むたびにイタイ!となります、これは水じゃなくて食生活のせいかな。

午後4時、おなかも減ったので荷物を置きがてらバスで家に戻って、さっきの求人で気になったところに試しに電話してみると、担当者が外出中とのことで後ほど携帯にかけ直してくれる、とのこと。リンゴをかじりながらPCを触っていると早速電話が来て、履歴書を送ってほしいと。折り返しの連絡が来ること自体期待してなかったんだけどな。フランス語の履歴書しか用意していなかったのに日本語で欲しい、と言われたのでそこから準備を始める。ちょうどうにとSkype中だったので、フォーマットを送ってもらう。5時の約束をキャンセルして、職務経歴書も一緒に作って18時に送信。すると、30分後に履歴書を見たと電話が来て、明日面接してもらうことになりました。昨日着いたばっかりなんだけど、なんか…展開が早い…。何はともあれ、初日に携帯電話を購入しといてよかったなぁ。

まだ明るいし、19時に行くあてもなく家を出て適当にバスやメトロに乗って移動し続けて、途中迷子になりながら、2時間後少し雨に降られながら帰って、仕事から帰っていたPatriciaと小一時間おしゃべりを。もう一人の同居人が出張で今夜は2人きりなので彼女とは英語で話した。いろいろと話し合った結果、わたし、もしかしたら引っ越すかも。まだ2日しかここに住んでないけど…。むー。

ちなみに自分がParisにいるという実感がまだないので、たぶん旅行で来るとき見たいに、指折り数えるみたいなのじゃなかったからかだろうけど、バスを待ってるときなんかに「わたし、一体どこで何してるんだ?」という感覚になります。そんな時は、マンガみたいに頭を小突いたり、ほっぺをしっかり両手で挟んだりして、「今、Parisにいますよ、ここに住むことにしたんですよ」と確認しています。

Wednesday, 3 September 2008

Bonjour, Paris

7AM、CDG空港に着いて、タクシーでアパート近くの広場へ。
同居人が迎えに来てくれたので、一緒にアパートへ荷物を置いて一瞬の後にコーヒーを飲
みに出かける。


今日は1週間以内に出来るといいなと思っていたことがすべて出来ました。
・携帯電話の購入

・銀行口座を開くためのランデヴーを予約する

・1ヶ月定期券の購入
・図書館の会員になる

同居人が一日付き添ってくれたおかげで、これをすべて午前中に済ませることができました。


○携帯電話
早朝から動いていたため、お店に着くと開店前。コーヒーを飲みながら時間をつぶして、キャリアはorange、機種はNOKIAの一番シンプルなのを購入。使い方
がまったくわからない。表示を英語にしたいのに、それがわからない。途方に暮れる。携帯の画面にあるように、この写真をとったのが20時。こんなに明るい。

あちこち歩き回って散歩しながら、周辺地域の情報を浴びるように聞かされる。雨が降ったりやんだりだけど傘をささないので、途中でまたコーヒー飲んで休憩。キオスクで地図を買う。途中昼食をとる。

メインに頼んだキッシュ。おいしいけどとにかく量が。ぎょっとする。

デザートになんとなく頼んだクレーム・ブリュレが特大。直径13cmほど。3口で限界です。

○銀行口座
同居人がSociété Générale (ソシエテ・ジェネラル)に口座を持っているからそこはどう?と聞かれたけど、ワーキングホリデーvisaでの滞在者は同行に口座開設ができないと聞いたからそう答えたら、あちこちに問い合わせて、試しに家から最寄りの支店に行ったら、開設できるそう。来週の水曜にランデヴーの予約が取れたので、その日に口座開設をする予定。Paris在住の日本人のほとん
どがお世話になるという、日本人の行員のいるCrédit Lyonnais (クレディ・リヨネ)の pyramide支店にわたしも行く予定だったけど、意外な方向に。

○定期券
パリ東駅まで徒歩。NAVIGOというPASMOみたいなのを買おうと思ってたけど、有無を言わさず昔ながらの紙の切符、カルト・オランジュ売り場に。ガーン。
つーちゃんとノゾミに協力してもらった証明写真が早くも出番を迎えました。
そして、家賃と保証金を支払うためそこから最寄りの両替所に連れて行かれたら、手数料が2万円もした…。手数料なしで換金できるようにAMEXの小切手にしたんだけど、早朝すぎて空港のAMEXオフィスは閉まっていたのです。いろいろ画策してもうまくいかないことってやっぱりある。

一度家に戻る。同居人の娘さんがわたしに会いに来てくれて、初対面。17歳で日本語を勉強中。
一日12時間の時間割に唖然。フランスの高校生、ものすごい勉強量。

すぐに買い物に出かけて、食料や洗剤の買い出し
。それを置きに戻って、今度はPicardへ冷凍食品の買い出し。それをまた置きに帰る。


そして夜はクスクスを食べに出かける。お昼も夜もおなかが全然空いていないのに、大容量で出てくるから結構辛い。 テラスで寒風吹きすさぶ中の食事。united bambooの長いパーカ、とにかくかさばるし、いらないよねと思いながら渋々手にして来たけど、これがなかったら凍えてた。

もう一日で歩き回って、結局どこがどこだか。眠いんだか何だかもよく分からず。 Parisに着いたという実感もないまま、とにかく動き続けた長い長い一日。

いちばん心残りは、最初に家を出てすぐに見つけた
んです。落ちてるパン。
地上から50cmくらいの位置にあった電気のメーターの上に、13cmくらいのバゲットが置いてあった。 写真撮りたかったけど、これ撮りたいからちょっと待って!って、会って間もない人に言う勇気もなく後ろ髪退かれながら通り過ぎる…。一日歩き回ってる間にもう一度その道を通ったら、まだありました。雨にうっすら濡れながら。こっそり再訪したいけど、果たしてあの道がどこだったのかさっぱりわかりません。

夜、お家からエッフェル塔が見えました。期間限定でいま夜のエッフェル塔は青色です。毎時間のキラキラも見れました。

hong-kong

今香港でトランジット中。試しに立ち上げたら、wi-fi飛んでてつながりました。耳が痛くて泣きながらの着陸で、もうすぐ再離陸です。涙。これからParisに一人旅に出かけるインテリアデザイナーの日本人の方とおしゃべりしながら、日記を書いてます。あと20分くらいで搭乗開始。

Tuesday, 2 September 2008

いってきます


昨日。
うにといろいろと最後の荷造りを進める。お昼過ぎにある程度終わって、食事に出かけて、午後うにのお家へ行ってグリにもごあいさつ。夜、今日退院のノゾミのところに行ってもう一度赤ちゃんに会う。エリーとうにと母も一緒に。一日中一度も泣かなかったという、すやすやと眠り続ける赤ちゃん。 深夜、CamilleとSkype。「落ち込んだり淋しかったりするのは異国に住むんだから当たり前。普通のこと。でもケイコには1年って短い期間しかないんだから、そんなに長いこと落ち込んでるヒマはないからね!」

今日。
いよいよ出発。フライトが夕方だから、14時くらいにお家の近くからバスで空港へ向かいます。さすがに緊張してきました。忘れ物が本当に心配です。うににも母にも見送りは遠慮してもらいました。一人でふらっと出かけてきます。


いろいろな贈り物や、やさしい言葉を本当にどうもありがとうございます。行ってきます!

うに、待っててねー!